DECENCIA 山下社長、敏感肌専門ブランドとして文化醸成フェーズへ

C&T 2018年6月15日号 62ページ

DECENCIA 山下社長、敏感肌専門ブランドとして文化醸成フェーズへ
 ポーラ・オルビスグループの敏感肌専門ブランド「DECENCIA(ディセンシア)」は、2016年秋に新たなブランドステートメント「敏感肌は、どこまでも美しくなれる。」を策定するとともに、ブランドのリステージを宣言して以降、新たな取組みに果敢に挑戦し続けている。

 リステージ以降の2017年度も売上は2ケタ伸長で連続増収を達成して好スタートを切ると、新年度を迎えた2018年1月、新社長に山下慶子氏を抜擢。新体制でさらなる成長を目指す。

インナーブランディングの推進に向け
ブランドブックを制作、全社浸透へ

 ――社長就任から5カ月が過ぎました。ブランド創世記より関わってきましたが、就任して今の心境をお聞かせください。

 山下 社会環境の変化が激しくなり、そのスピードが早まる中で、企業として変化を恐れず、挑戦していかねばならないとの想いを強くしている。

 会社としては、2016年秋に新たなブランドステートメントを策定して以降、インナーブランディング活動に取り組んでおり、その活動を通してブランドの理念やビジョンの全社への浸透を促進していきたいと考えている。

 就任から3か月間は、そうした様々な変化に対してしなやかに変化できる会社の在り方について考える時間が増え、その中で、変わらない「不変の価値」を受け継いでいくことの大切さについても考えるようになった。

 その解答として、このほど社内向けブランドブック「PHILOSOPHY OF DECENCIA」を制作した。ブランドのフィロソフィーとして、5つのキーワードを用いて言語化し、後半には、ディセンシアを語るのに欠かせない技術や成分などをまとめた用語集を「DICTIONARY」として併載している。

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