フェイスラボ、希少なアルバローズを化粧品に活用

週刊粧業 2018年7月9日号 60ページ

フェイスラボ、希少なアルバローズを化粧品に活用
 フェイスラボ(朝比奈謙太社長)は、世の中にない新しい価値を持った製品を生み出すべく、大学と連携した原料の開発をスタートしている。

 ――現在取り組んでいる産学連携についてお聞かせください。

 朝比奈 当社は、アルバローズという希少性の高いバラを化粧品に活用するため、北海道大学の協力のもと、北見で栽培を行っている。国内で栽培されているアルバローズは非常に育種が難しく、希少種となっている。

 また、日本国内の栽培であることが、国内だけでなく海外のお客様の注目を集めている。

 肌への効能効果の検証に関しては、東京工科大学と連携している。今後は九州大学と連携して香りについての研究を始める。

 アルバローズを活用することで、どう独自性のある訴求ができるかということを現在模索している。

 ――産学連携によるメリットは何でしょう。

 朝比奈 効能効果を検証する際にも、どのような裏付けをすればよいのか、どんなデータを取ればいいのかなど、専門の知見を持った大学の先生にアドバイスを受けることができる。

 設備面でも、大学の研究設備を使用して研究を行うことができ、我々だけでは為し得ないことを、様々な面からバックアップしていただいている。

 自社の視点だけでなく、その道の研究者の協力があることは、製品の信頼性が増すことにもつながる。

 世の中に出回っていない独自の原料を活用した製品を提供することは、非常に価値のあることであり、我々の強みにもなる。

 まずは、今回の連携を成功事例とすることに注力し、今後も外部との連携などを通じて独自性の高い製品を提供していきたい。
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