男性のスキンケアを約6割が支持、不支持派との二極化も顕著に

週刊粧業 2018年7月9日号 49ページ

男性のスキンケアを約6割が支持、不支持派との二極化も顕著に
 2017度(17年4月~18年3月)の男性化粧品市場(当社調べ)は、カテゴリー別市場構成比で約4割を占めるスカルプ・育毛剤から目立った新製品がなく低迷したことに加え、デオドラント剤やボディペーパーなどの夏期シーズン品が天候不順の影響により需要が予想以上に伸びず、前年比2.6%減の1140億円となった。

 それでも、習慣化が進むフェースケアや、ニオイ対策を中心としたボディケアといったカテゴリーを中心に、男性化粧品は今後も成長市場に位置づけられる。

 ここでは、フェースケアを中心に、男性の化粧行為に対する女性の意識調査を行った。3年前の前回調査に比べ、肯定派と否定派の二極化が進行する結果となった。

リップクリームは半数が支持
家族からの指摘もきっかけに

 「スキンケア」「リップクリーム」「眉」「皮脂対策」の上位項目4項目については、いずれも3年前(2015年)の前回調査よりも支持率がアップし、男性の化粧行為として許容度が高まった。

 その一方で、男性の化粧行為を全面的に「許せない」とする層も、前回(16.7%)よりも2.2Pアップし、18.9%を占める結果となった。

 男性の化粧行為に対して、肯定派と否定派の二極化がさらに進んだといえる。

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