ライオン、リディアを活用し売場提案・体験価値提供に注力

週刊粧業 2018年7月2日号 28ページ

ライオン、リディアを活用し売場提案・体験価値提供に注力
 ライオンは、日々の暮らしや家事の現場で困ったことの解決アイデアを発信する生活情報サイト「Lidea(リディア)」を2014年10月に開設し、現在のサイト来訪者数は月間約70万人にのぼる。

 リディアでは、コト軸の生活情報を発信するだけでなく、コンテンツの閲覧データを活用した売場提案を行うなど、営業施策へのデータアウトプットを積極的に推進している。

 リディアのデータ活用について、コミュニケーションデザイン部デジタルコミュニケーション開発室の駒澤良浩主任部員に話を伺った。

 ――まずはリディアのデータ活用に関して、これまでの取り組みをお聞かせください。

 駒澤 リディアはここ数年、オウンドメディアで発信してきたコンテンツデータを、どのように営業施策へアウトプットしていくのかといった観点でのデータ活用を進めてきた。

 直近の取り組みでは、2017年の秋シーズンにリディアが提供する衣替えに関するコンテンツの閲覧データをもとに、防虫剤・衣料用洗剤の新たな売場提案を行った。

 データ活用の事例としては、最低気温が20℃以下になると衣替えに関するコンテンツの閲覧数が伸びることから、新たな試みとして顧客を3つのタイプに分類し、それぞれのタイプで異なるタイミングとメッセージを店頭POPで訴求した。

 その結果、秋の衣替えシーズンに防虫剤・衣料用洗剤の売場が活性化し、販売店の売上アップに貢献できた好事例となった。

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