天真堂、冷やしサクライムでクールビズを提案

週刊粧業 2018年7月2日号 22ページ

天真堂、冷やしサクライムでクールビズを提案
 医薬部外品OEMメーカーの天真堂は、2017年12月にドラッグ&バラエティショップで販売を開始した若年層向け自社スキンケアブランド「sakuraim(サクライム)」(写真)の展開を2018年4月からは通販でもスタートし、目標に掲げる国内外月間販売数10万個の達成に向けて着実に歩みを進めている。

 サクライムは、毛穴に悩む20代~30代女性をメインターゲットに設定し、毛穴を開いて汚れを落とす「オールインワンホットクレンジング」(120g)と、有効成分を浸透させながら毛穴を引き締める「オールインワンクール美容液」(60g1800円)の2ステップで、気軽に毛穴ケアが可能だ。

 同社では、猛暑が予測される今夏に向けて「冷やしサクライムでクールビズ」と題し、冷蔵庫で冷やして使えるオールインワンクール美容液のサンプリングキャンペーン(6月29日~7月8日)をインスタグラムで展開し、ターゲット女性の認知拡大を図った。

 同品は敏感肌の人でも使用できるよう、刺激の強いメントールなどを配合せず、自然の涼感を得られる処方設計としている。

 さらに、毛穴引き締め成分を配合しているため、化粧崩れ軽減も期待できるという。

 「オールインワンクール美容液は火照った肌を素早くクールダウンするため、エアコンの設定温度を下げがちな夏の朝のメーク前や風呂上がりの時に最適で、この商品を通じて少しでもクールビズに貢献したい」(同社)

 今年4月には中国のCtoCショッピングサイト「淘宝(タオバオ)」で本格的に展開を開始し、今後は中国でのKOLマーケティングを強化していく。

 国内では引き続き店舗網のさらなる拡大を推進し、年内までに国内外月間販売数10万個の達成を目指す方針だ。
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