伊勢半、マスカラベースで秋のスタートダッシュ狙う

週刊粧業 2018年7月2日号 22ページ

伊勢半、マスカラベースで秋のスタートダッシュ狙う
 近年、セルフメーク市場でヒットメーカーとなっている伊勢半は、数字を見込む卸先各社の期待に応えるため、8月初めに「ヒロインメイク カールキープ マスカラベース」(6g1000円)を発売して秋のスタートダッシュを狙っている。

 市場調査会社によると、2015年3月以降の1年間に約9億円だったセルフマスカラベースの市場規模は、2017年2月までに10億円を大きく超え、さらに今春2018年2月になると一昨年比138%の12億円超まで伸長しているというデータがある。

 パッケージ上に「『掟』 重力に屈しない まつ毛でなくては」と掲げている同商品は、「瞬間ロック成分」の別名がある「形状持続ポリマー」を配合することで、長時間にわたって上向きまつ毛が続くという。

 そこで「上向き」の加減を具体的に想起しやすいよう、同社は「個人差がある」としたうえで「目指せ+1.8㎜」とする販促キーワードを打ち出している。

 また、同商品は強力なカールキープ力を標榜している一方で、落とす際は湯でふやかして洗顔料を使う「簡単OFF」を可能にして愛用者へ使いやすさを差し出している。

 さらに、まつ毛をいたわる視点から、「まつ毛保護成分」として括るアルガンオイルなど4成分を配合して養生も担う。
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