美容スクール、高度専門職人材育成の中核へ

週刊粧業 2018年7月16日号 1ページ

美容スクール、高度専門職人材育成の中核へ
 日本の職業教育制度は、大きな転換期を迎えている。2014年には、専門課程における職業教育水準の維持向上を図ることを目的として、文部科学大臣が認定する「職業実践専門課程」が設置された。

 また、2017年5月に政府は「改正学校教育法」を可決・成立させ、2019年4月には、専門学校や大学と並ぶ新たな高等教育機関として制度化された「専門職大学」「専門職短期大学」がいよいよ誕生する。

 少子化により、美容業界でも人手不足が深刻化している現状において、実践的な教育を受け、高度な専門的知識や技術を持った即戦力となりうる人材の育成は急務となっている。

高度専門職の育成は国家的テーマに
「職業教育」の重要性は見直し進む

 大学進学率が上昇傾向を続ける一方、将来の目標が明確で、目指す職業に必要な専門的な技能を修得するために専門学校への進学を選択する生徒も、ここ数年は16~17%で推移している。

 社会人として必要な力を養い、実践的な教育で、専門的知識や技能を有する多くの人材を社会に送り出してきた実績を持つ専門学校は、高等教育体系の中ではっきりとその存在感を示している。

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