J-NET、機動性・内部体制で完成度高まる

週刊粧業 2018年9月10日号 8ページ

J-NET、機動性・内部体制で完成度高まる
 前身 西日本共和物産の業務開始から数えて50年目を迎えたJ-NETに対し、ここにきて機動性や内部体制といった部分で充実度と完成度が高まったとする声が聞こえている。

 本稿で取材協力を得た営業本部 本部長 大西光氏は、時間の随所でさまざまな課題や問題点を挙げて厳しい表情を浮かべた一方、同氏は時折「よくやれている」といった趣旨の発言もし、自社肯定とでもいえそうな雰囲気を漂わせる場面が少なくなかった。

 それは、J-NET自体の10周年が目前に迫った今を、大西氏が起点から考えて「進んできたと思う」と評した言葉と符号している。これらの評価はJ―NETと呼ぶ本社機能が全国の9支社を賞賛したもので、自己採点は本稿で紹介していく。

未曾有大災害が炙り出した結束力
全国網が持つ新たな競争力を自覚

 先に開催された定時株主総会の取締役会で新執行役員に選出された大西氏は冒頭、意欲を感じさせる目線で現在のJ-NETを評し、「ボランタリーチェーンで、これだけ全国規模が敷けているという意味でいうと、なかなか良かったかもしれない」と快活に述べた。

 ただ、属性が似た競合に目配せすることも忘れず、大西氏は広域性や売上規模という評価軸で上には「サプリコさんがおる」と述べ、まだまだやるべきことが山積している考えを示した。

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