花王、ピンクリボンキャンペーンでがん教育プロジェクトを支援

粧業日報 2018年9月20日号 4ページ

花王、ピンクリボンキャンペーンでがん教育プロジェクトを支援
 花王グループは、グループ各社合同の社会貢献活動として、10月の「ピンクリボン月間」を含む、2018年10月1日~11月30日まで「花王グループ ピンクリボンキャンペーン2018」を実施する。

 それに伴い、認定NPO法人乳房健康研究会が主催する「ピンクリボンアドバイザーによるがん教育プロジェクト」への支援を開始し、がんを経験したピンクリボンアドバイザーが講師として中学校・高校を訪問し、授業を行う。

 授業では、ピンクリボンアドバイザーの前向きな姿や、自らの経験を踏まえたがんや乳がんについての正しい知識を伝えるとともに、健康を考える意識の向上を目指す。また、授業を受けた生徒を「ジュニアピンクリボンアドバイザー」に認定し、家族や周囲への健康啓発の役割を担ってもらう。

 そのほかにも、乳がんの早期発見の大切さを伝える活動を実施する。

 カネボウ化粧品が展開するグローバルプレステージブランド「KANEBO」では、ピンクリボンキャンペーン期間中、「カネボウ スキン グロス オイル ウォーター」の国内での販売1個につき100円を、認定NPO法人乳房健康研究会へ寄付する。

 また海外では、中国・台湾・香港・タイ・シンガポール・フィリピン・マレーシア・ロシアのグループ会社において、セルフチェックの方法や乳がんに関する情報を、店頭やデジタルコミュニケーションを活用して伝えていく。
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