バスクリン、入浴剤市場に「自然派」カテゴリー創造へ

C&T 2018年9月18日号 84ページ

バスクリン、入浴剤市場に「自然派」カテゴリー創造へ
 バスクリンは、9月3日に自然由来の原料だけで作ったシンプル処方の薬用入浴剤「バスクリンマルシェ」(全3品、各480g・約12回分、想定価格400円前後)を発売し、入浴剤市場に「自然派」カテゴリーという新市場の創出を目指す。

 「バスクリンマルシェ」は、入浴剤未使用者へのマーケティングを進めて開発した環境配慮型シリーズで、コンセプトに掲げる「素材を楽しむ、ここち良さ」の提供に向け売上の一部を森林保全活動に使用する新たな取り組みも開始する。

自然由来原料だけで作ったシンプル処方
「バスクリンマルシェ」で市場に新風を

 入浴剤市場は、同社の基幹ブランド「バスクリン」に代表される温浴タイプにはじまり、温泉タイプ、炭酸タイプ、スキンケア(液体)タイプなど時代ニーズの変化に、新たな入浴剤の価値を提案しながら成長してきた。近年の市場規模は520~530億円前後(ギフトを含む)での推移が続いている。

 とはいえ、入浴剤の使用率(同社調べ)は約50%にとどまり、シャンプー&コンディショナー、ボディソープといった他のインバス製品に比べて使用率の伸びしろが大きい。使用率向上により、まだまだ成長拡大が期待できる市場である。

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