アウトバウンド対策、越境ECを軸に中国進出が加速

週刊粧業 2018年10月1日号 1ページ

アウトバウンド対策、越境ECを軸に中国進出が加速
 日本政府観光局(JNTO)の推計によると、2018年8月の訪日外国人観光客数は、前年同月比4.1%増の257万8000人となった。新規就航等による航空路線の拡充に加え、継続的に展開している訪日旅行プロモーションの効果もあり、昨年8月の247万7000人を10万人以上上回り、8月として過去最高を記録した。

 一方で、これまで訪日外国人客数を牽引してきた東アジア市場では、中国(86万人、4.9%増)、台湾(39万4500人、4.4%増)の拡大は続いているが、大阪府北部の地震や猛暑などの影響を受け、韓国からの訪日客は4.3%減の59万3900人となり、訪日外国人客数全体の伸びの鈍化に影響を及ぼした。

訪日客の旅行消費額が過去最高も
1人当たりの消費額は減少傾向に

 観光庁による2017年の訪日外国人消費動向調査では、外国人旅行消費額が前年比17.8%増の4兆4161億円となり、すべての四半期において消費額が過去最高を更新した。年間値は5年連続で最高となり、初の4兆円超えとなった。

 国・地域別にみると、中国が1兆6946億円(全体の38.4%)でトップとなり、次いで台湾が5744億円(同13.0%)、韓国が5126億円(同11.6%)、香港が3415億円(同7.7%)と続いている。

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