天真堂、医薬品物流の取り扱いを開始

粧業日報 2018年10月5日号 4ページ

天真堂、医薬品物流の取り扱いを開始
 医薬部外品OEMメーカーの天真堂は、2018年3月にプロロジスパーク東京新木場2Fにオープンしたロジスティクス内に薬店「TEN PHARMACY」を開設し、10月1日より営業を開始した。

 2014年6月にネットでの一般医薬品販売が解禁されて以降、ネット市場での医薬品の需要は拡大の一途を辿っている。

 経産省の調査によると2017年度医薬品BtoCのEC市場は前年度比30%増の250億円で推移し、今後のさらなる成長が見込まれる分野となっている。

 医薬品の販売については、「薬局・薬店の許可を取得した有形の店舗が行う」「注文を受けた薬局・薬店で、必要な資質・知識を持った専門家が行う」などの省令が厚労省により定められている。

 ネットで販売をする場合においても例外ではなく、医薬品を取り扱う倉庫に薬店を設置し、所定の届出を出すことで販売が可能となる。

 TEN PHARMACYを開設するロジスティクス内には、コールセンター機能も備えており、取り扱う医薬品に関するエンドユーザーからの電話での問い合わせは薬剤師の資格を持つオペレーターが対応する。

 今回の薬店設置により、医薬品販売を希望する企業は天真堂へ販売を依頼することで、余計な時間やコストを割くことなく販売をスタートすることが可能になる。

 現在は第3類のみを取り扱っているが、今後は需要の拡大が見込まれる第1類・2類医薬品についても順次申請を予定していくという。
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