ファンケル、ヒトiPS由来感覚神経細胞の作成に成功

粧業日報 2018年10月12日号 6ページ

ファンケル、ヒトiPS由来感覚神経細胞の作成に成功
 ファンケルは、リプロセルとの共同研究で、ヒトiPS由来感覚神経細胞株の開発を進める中、高精度のヒトiPS由来感覚神経細胞株の作成に成功した。

 さらに、今年度から同社が設置した順天堂大学大学院との「抗加齢皮膚医学研究講座」で同細胞を研究に応用し、加齢に伴う皮膚老化やかゆみのメカニズムを解明して、その対策方法と早期の製品開発を目指す研究を進めていく。

 今回、リプロセルと共同で開発したヒトiPS由来感覚神経細胞は、約70%が感覚神経細胞であるため、分化誘導効率が高く、凍結保存が可能で各種実験に用いやすいといい、同細胞を今後研究に使用することで、人工的に培養することができない感覚神経の研究を容易に進めることが期待される。
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