マンダム、アジアを中心に海外に積極展開

週刊粧業 2019年10月21日号 18ページ

マンダム、アジアを中心に海外に積極展開
 マンダムはVISION 2027を掲げ、2027年までに国内が35%、海外が65%という事業規模比率の達成を目指している。中でも、男性化粧品ブランド「ギャツビー」はアジアで高い支持を獲得しており、コミュニケーションや店頭での接点拡大に努めたことで、インドネシアでは100%、フィリピンでは99.2%と、多くの国で高いブランド認知率を誇っている。

 1958年のフィリピンでの技術提携会社の設立以降、現在、海外10の国と地域・16社で事業を展開している。同社の海外展開について、広報部主任の五嶋善晃氏と奥啓輔氏に伺った。

東南アジアにおける展開強化
「生活者発・生活者着」を徹底

 ――貴社の海外展開についてお聞かせください。

 五嶋 アジアを中心とした海外展開に早くから注力してきた当社では、当初より海外も生産地ではなく市場として捉え、商品を通じて現地の生活者に「お役立ちする」という思想で海外事業に取り組んでいる。また、それぞれのエリアの最も一般的な大衆層をターゲットに、それぞれの生活者に向けて「生活者発・生活者着」を徹底した製品開発を行っている。

 中でも、インドネシアやフィリピンを中心とした東南アジアへのブランド展開を強化している。日本の化粧品業界で、いち早く海外展開を進めてきた当社は、1958年のフィリピン進出以来、継続的に東南アジアへの展開に取り組んできた。

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