仲のいい夫婦の約4割が夫婦間のストレス由来の"胃痛"を経験|ライオン調査

2012年11月15日 18時01分

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 「スクラート胃痛対策プロジェクト」(ライオン株式会社)は、11月22日の“いい夫婦の日”に先駆け、胃痛の経験がある既婚男女500人に「夫婦仲とストレス・胃痛の関係性に関する意識調査※1」を実施しました。その結果、8割以上がいい夫婦であるためには「我慢・忍耐が必要」と考えており、仲のいい夫婦の約4割(38.1%)が「夫婦仲のストレス」が原因で胃痛を経験していることがわかりました。

 また、「胃痛に関する実態調査」(2011年7月 胃痛の症状がある男女540人、ライオン調べ)では、胃痛になるタイミングは「空腹時(43.9%)」が最も多かったことから、空腹時に夫婦仲の「我慢・忍耐」が原因のストレスを感じた時が、特に胃痛になりやすいタイミングであると推測しています。

※1調査概要
・調査期間:2012年10月12日~14日
・調査方法:インターネット調査
・調査対象:一都三県に住む、20代後半~40代の現在または過去に胃痛を経験したことのある既婚男女500人

<調査結果>
■仲のいい夫婦ほど相手の言動に気を付けている!
8割以上の夫婦が、いい夫婦でいるために「我慢・忍耐」が必要と感じている

 「自分たちはいい夫婦と思うか」を聞いたところ、86.6%が「いい夫婦である」と回答しました(図1)。一方で85.0%が、いい夫婦でいるためには「我慢や忍耐が必要」であるとも回答し、74.2%は、いい夫婦でいるために「相手に言いたいことを我慢している」ことがわかりました(図2、図3)。

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■夫婦間の我慢は“男高女低”

 言いたいことを我慢している割合は、女性67.2%に対して男性81.2%でした。また、我慢している人371人に相手にこれだけは言わないように我慢している一言を聞いたところ、男性「もっとちゃんと掃除してよ(22.7%)」、女性「もっと稼いでよ(34.5%)」が最も多い結果でした(図4-1,図4-2)。夫は妻の家事に対して、妻は夫の収入面に対して、「言わないように」我慢していることがわかりました。

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■夫婦仲でストレスを感じる理由は男女ともに1位「相手に不満があるのに言えない」
仲のいい夫婦の約4割が胃痛の原因は「夫婦間のストレス」と回答

 「夫婦間でストレスを感じたことがあるか」聞いたところ、57.6%が「ある」と回答し、その理由として、男性は「妻に不満はあるが、喧嘩になるのが嫌で何も言えないから(39.7%)」、女性も同様に「夫に不満はあるが、喧嘩になるのが嫌で何も言えないから(32.7%)」が最も多く、共に喧嘩を避けるために、不満を言わないようにしていることがわかりました(図5-1, 5-2)。

 また、周りの夫婦に比べて自分たちはいい夫婦だと思っている人(433人)の約4割(38.1%、165人)は「夫婦間のストレス」が原因で胃痛になったことがあると回答し、その4割(37.0%)は、複数回経験していることがわかりました(図6-1, 6-2)。

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■相手に言いたいことの我慢、空腹時には要注意!?

 胃痛がある人が、胃痛を発症しやすいタイミングは、「食事前の空腹時(43.9%)※2」が最も多いことから(図7)、特に空腹時に言いたいことを我慢することでストレスを感じると、胃痛になりやすいと推測されます。

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<報道関係の方> コーポレートコミュニケーションセンター 03-3621-6661

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