日本気象協会から発表された2017年の春の花粉飛散予測(第3報)によると、スギ・ヒノキ(北海道はシラカバ花粉)の花粉飛散数は、前シーズンと比較すると関東以北で50~70%台となるものの、西日本では高温・多照などの花芽が多く形成される気象条件がそろったため、多くの地域で例年を上回り、前シーズンよりも非常に多い予想となっています。
エリア別にみると、9エリア(北海道、東北、関東甲信、北陸、東海、近畿、中国、四国、九州)のうち6エリアが「非常に多い」~「やや多い」という予測で、2月上旬に九州北部や中国・四国・東海地方の一部から花粉シーズンがはじまり、3月には各地で飛散のピークを迎える見込みです。