化粧品レシートシェアランキング

全国の消費者から化粧品・日用品の買い物レシートを集めてランキング化。レシートのシェアランキングと消費者の購入理由から、今売れている商品とその“ワケ”がわかります。

2015-06-25

既婚女性の7割が家のニオイに敏感に! 気になる場所1位は玄関・靴箱、2位はトイレ、3位はキッチン! ~消臭・芳香剤に関する6,800人アンケート~

フィールドマーケティング支援サービスを提供するソフトブレーン・フィールド株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:木名瀬博)は、株式会社クレディセゾンとの共同事業である「Point of Buy(R)購買理由データ」のアンケートモニター6,899名(女性、20代~80代)に「消臭・芳香剤」に関するアンケートを2015年6月14日に実施しましたので、その結果を報告します。

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 図表1:自分の家・部屋のニオイが気になりますか(n=6,899)


■既婚女性の7割が自分の家・部屋のニオイが気になっている

アンケートではまず、自分の家・部屋のニオイが気になるかを聞いたところ、既婚女性の72.1%が「気になる」と回答。一方、既婚男性で「気になる」と回答したのは50.7%で、その差は21.4ポイントでした。

■既婚女性の2人に1人がキッチンのニオイが気になるも対策しているのは5人に1人

アンケートの回答者のうち、「自分の家・部屋のニオイ」が「気になる」割合が最も多かった既婚女性を対象に、ニオイが気になる場所を聞きました。その結果、1位は「玄関・靴箱」で66.7%、ついで2位は「トイレ」で63.0%、3位は「キッチン」で49.1%、4位は「リビング」で42.7%、5位は「ゴミ箱周辺」で33.4%と続きました。

一方、消臭・芳香剤を設置している場所を確認したところ、「トイレ」が最も多く56.2%、2位は「玄関・靴箱」で47.7%となり「ニオイが気になる場所」とは順位が入れ替わりました。

さらに3位は「リビング」で31.0%、4位は「車」で27.2%、5位は「寝室」で24.0%となり、ニオイが気になる場所で3位だった「キッチン」に消臭・芳香剤を置いている方の割合は20.1%で7位でした。

■消臭・芳香剤の使用者の9割が2カ所以上に設置

既婚女性のうち消臭・芳香剤を使っていないと回答した方を除いた1,231名を対象に、消臭・芳香剤の使用カ所数を聞いたところ、「1カ所」が9.9%、「2カ所」が22.3%、「3カ所」が18.6%、「4カ所」が18.4%、「5カ所」が13.5%、「6カ所以上」が17.2%で「2カ所」以上に設置している方が9割を超える結果となりました。また、平均使用カ所数は3.6カ所であることがわかりました。

一方で、消臭・芳香剤を1カ所にしか置いていない方がどこにおいているかを見ると、「トイレ」が最も多く67.2%、次点が「玄関・靴箱」で21.3%でした。

■消臭・芳香剤の使用カ所数の多い人ほど効果や香りの種類にこだわる

アンケートでは、消臭・芳香剤を使っている既婚女性に購入するときのポイントについても質問しました。その結果、消臭・芳香剤の平均使用カ所の3.6カ所より使用カ所が多い方の回答では、「消臭・芳香効果」がトップで75.9%、2位が「香りの種類」で59.5%、3位が「価格」で58.2%でした。

一方、少ない方の回答では1位は同じく「消臭・芳香効果」で69.8%でしたが、2位と3位が入れ替わり、2位は「価格」で58.1%、3位が「香りの種類」で52.9%となりました。「価格」については使用カ所が多い方、少ない方のいずれでもほぼ同じ割合となっており、使用カ所数の多寡によって傾向が分かれないことがわかりました。

消臭・芳香剤の使用方法について具体的なコメントを見ると、「夏は特にゴミのニオイが気になります。とりあえず水が残っていると、ニオイが強くなるので、生ごみは水切りを良くして、ビニールを2重にしてふたの付いたゴミ箱に入れ、そのゴミ箱の中、箱の横に消臭剤を置いています。台所なので、強いニオイで消す、となると逆に気分が悪くなるので、「消臭」効果の高いものを選んでいます。」(40代女性)、「トイレには置き型とスプレー式消臭剤を常備。寝室には置き型、リビングやキッチンはスプレータイプを使用。」(40代女性)といったように場所に応じて消臭・芳香剤を2種類使用したり、使い分けたりしている様子がうかがえました。

また、「換気を一番にして、その上で自分のイメージに合った非日常的な気分になれるような芳香剤で香りをつけてニオイ対策をしています。」(50代女性)といったようにニオイに対してネガティブなイメージで消臭・芳香剤を使用するのではなく、消臭・芳香剤を使って、日常を彩っているような意見も寄せられました。

【調査実施概要】
対象:株式会社クレディセゾンの運営する「永久不滅.com」の「レシートで貯める」サービス登録会員約およびSBFの登録会員
調査方法:「レシートで貯める」サービス及び「レシートdeポイント」サービスを活用したインターネットリサーチ
調査地域:全国
調査日:2015年6月14日 
有効回答者数:6,899名
属性:[女性] 20代3%、30代 13%、40代 23%、50代 13%、60代以上 5%
[男性] 20代1%、30代 4%、40代 15%、50代 15%、60代以上 8%

【サービス概要】 
■サービス名:Point of Buy(R)購買理由データ事業 
■購買理由収集対象者:株式会社クレディセゾンの運営する「永久不滅.com」の「レシートで貯める」サービス登録会員およびSBFの登録会員
■購買理由収集の方法: 
- 指定カテゴリー(約60カテゴリー)の商品を実際に購入した会員が、その購買理由をレシート画像と共に報告
■購買理由データの販売先: 消費財メーカー
■購買理由データの提供方法: 契約企業に専用WEBサイトを通してデータを提供
■当事業の特長:
- 日本初のレシートによる購買証明付き購買理由データ
- 「永久不滅.com」会員と「履歴書情報」のあるSBF登録会員「キャスト」で構成された約14万人のネットワークに基づく本人認証度の高いデータを提供。
- 週次POSデータとの連動分析を可能とする週次購買理由データ
■サービス詳細参照ページ: http://www.sbfield.co.jp/pob/
■Point of Buy(R)購買理由データ事業:

【ソフトブレーン・フィールド株式会社 会社概要】 
ソフトブレーン・フィールド株式会社は、ソフトブレーン株式会社(市場名:東証1 部・4779、本社:東京都中央区、設立年月日:1992年6 月17 日、代表取締役社長:豊田浩文)のグループ会社として、全国の主婦を中心とした登録スタッフ約53,000 名のネットワークを活用し、北海道から沖縄まで全国のドラッグストアやスーパー、コンビニ、専門店など115,000店舗以上をカバーし、営業支援(ラウンダー)や市場調査(ミステリーショッパー、店頭調査など)を実施しています。
当社代表の木名瀬博は、2004年にアサヒビールの社内独立支援制度に応募し、合格第1号事業として独立しました。

本社所在地 :東京都港区赤坂3-5-2 サンヨー赤坂ビル5階
設 立 :2004 年7 月
資本金 :151,499,329円
代表取締役社長 :木名瀬 博
URL : http://www.sbfield.co.jp/

【サービスに関するお問い合わせ先】
ソーシャルデータソリューション部 中村(なかむら)/佐藤(さとう)/神谷(かみたに)
TEL:03-6328-3645 FAX:03-6328-3631
お問い合わせフォーム: https://www.sbfield.co.jp/inquirytop/

上記以外のレシートランキングや購買理由データをご覧になりたい場合は、全てのデータがご覧になれるライセンス販売を行っております。詳しくはお問い合わせください。

【サービス概要】

サービス名Point of Buy®購買理由データ事業
サービス内容購買理由データは、実際に商品を購入したショッパーの購買行動を、その買い物時のレシートを通して収集した、全国規模のショッパー購買行動データベースです。
同一個人(シングルソース)から「買い物行動」に関わる複数種類のデータを収集しており、ショッパーの行動結果からリアルな実態に直接迫り、マーケティング戦略に不可欠なデータを、“より精度を高く”提供します。
調査対象16歳以上の男女個人
調査エリア全国
対象者数11万3,507人(2014年7月24日現在)
データ収集方法インターネット調査(レシート画像投稿アンケート方式)
対象カテゴリー化粧品、日用雑貨品、医薬品、食品、飲料、その他
調査項目購入者属性、購入理由、購入店頭状況、購入者購買行動データ
報告サイクル(回答)日次、(報告)週次・月次
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