【クロス・マーケティング自主調査】子供の教育・進学に関する調査

調査概要~子供の教育・進学に関する調査

社会がグローバル化・多様化し、教育の場では、総合的な学習の時間や幼少期からの英語学習の取り組みが注目されている。また、それに伴って学校も多様化してきている。

社会が変化する中で、小学校・中学校に通う子供がいる親は、子供の将来に何を期待し、どのように関与しているのか、また社会に求められる素質と子供に持ってほしい素質は関連しているのかを探る。

さらに、親の経験・学歴・収入が子供への関与・子供の将来への期待に影響しているのか明らかにしたい。

調査方法 :インターネット・リサーチ (クロス・マーケティング アンケートモニター使用)
調査対象 :関東1都3県に居住する30~59歳の男女 かつ長子が小学校・中学校に在学している
有効回収数 :本調査895サンプル
実施期間 :2013年12月26日(木)~2014年1月7日(火)

サマリー
•親は自分の子供に、自分と同じまたはより良い経験をさせたいと感じている。
•親が子供に対して抱いている「最低限自分と同じ程度には育てたい」という義務感と、「自分より良い経験をして、好きなように生きてほしい」という想いを調査結果から読み取ることができる。
•もはや、男児と女児に対する親の期待に、ほぼ差はない。

1.子供の教育・将来に対する親の影響
•親の経験・年収によって、子供に求める学歴が変化する。
•ほとんどの親は自分の子供に自分と同等またはそれより少し上の学歴を期待している。
•行かせたい中学・高校を具体的・現実的に考え始めるのは、子供が大きくなってから。
•母親のほうが父親より、行かせたい学校を具体的・現実的に考えている。

中学校進学
•全体では、公立中学校に入ってほしいと答えた親が68%で最も多い。

高校進学
•高学歴・高収入だと、進学率が高い高校に行かせたい親が多い。
•自身の学歴が高校・専門学校卒以下の場合、専門性のある高校に行かせたい親が多い。

大学進学
•全体では、就職に有利であること・勉強に集中できることよりも、自分の好きなことができること・いろいろな経験ができることを重視する親が多い。
•将来のために子供にさせていることや教育費にも、親の経験・経済的状況が影響している。

2.子供の将来に期待すること
•子供には、基本的に好きなことをやらせたいという親が非常に多い。また、知識・経験を身につけさせたいと思っている親も多い。
•「好きなことをやるために必要な知識・経験などを与えるのは親」という意識が垣間見える。
•女児より男児、兄弟がいる子供より一人っ子のほうが、期待度が高い。
•社会に求められている人物像と子供になってほしい人物像には、差はあまりない。子供への期待度は高い。
•対して、社会に求められている人物像と自分自身には差がある。

3.グローバル志向
•海外経験がある親は、子供の海外留学・就業に非常に積極的。自分と同じ経験を子供にもさせたいと感じている傾向がある。
•収入が高い親のほうが、海外留学に積極的。子供が海外で働くことについても、親の収入が影響。
•子供の性別により、親の気持ちは異なる。女児のほうが男児より、賛成する親が少なく反対する親が多い。

調査概要サンプル
■ 調査方法 インターネット調査
■ 調査時期 2013年12月26日(木)~2014年1月7日(火)
■ 地域 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県
■ 調査対象 一都三県30~59歳の男女、長子が小学校・中学校に通っている人
■ 有効回収数 895サンプル
■ 設問数 属性設問14問+本調査13問

★本件に関するお問い合わせ先★
株式会社クロス・マーケティング 担当 : 来條 貴史 (らいじょう たかし)
東京都中央区銀座8-15-2 銀座COMビル6F
TEL : 03-3549-0230 FAX : 03-3549-0221 E-mail : sales-inq@cross-m.co.jp
≪引用・転載時のクレジット表記のお願い≫
本リリースの引用・転載時には、必ずクレジットを明記いただけますようお願い申し上げます。
<例> 「マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングが実施した調査によると・・・」

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