この春のファッショントレンドとして見逃せないショートパンツ。「私も素足で履いていいものかどうか?」。同世代の友人達にさり気なく聞いてみると「さすがに私は無理!」「見た目もキツくない?」など、次々と否定的な反応がばかりが返ってきました。
でも、マドンナは50代にして、最新のPVでカッコ良く履きこなしているし、PR会社代表を務める先輩は、ショートパンツに春ブーツで颯爽と年下の男性編集者を案内しているのを目撃。メインボトムを決めなければ、この春の靴も決められず、悩みに悩んでついにファッション雑誌「STORY」で活躍するスタイリストの川田亜貴子さんに連絡。
「撮影の合間、私的な相談で申し訳ないんだけど、この春夏、私がショートパンツ履いても大丈夫?」とストレートに質問してみると、「浩子さん、体型的にはいけると思いますが、ツィードやデニムのショーパンはギャルマーケットとかぶるのでNGです。大人は、スウェードとか落ち感のある上質素材でやや長め丈から選んでください。足元にトングサンダルとかでヌキをつくってリゾート風がいいかもです」と、わずか2分位で的確なアドバイスとともに、ショートパンツにOKが出ました。
ひとまず安心、続いて、実際に購入を考えている関西のセレクトショップの女の子、歩ちゃんにメール。まだ21歳ながら、無理めなものや似合わないものに手を出そうとしたら「中村さん、それ違います、やめときましょ」と、可愛い笑顔で止めてくれる娘世代の頼れる存在です。勤務中にもかかわらず、即レスで「大人のショートパンツ全然アリです!! でも、色は黒かベージュでおさえて、逆に足元はエレガントになり過ぎないよう、異素材コンビのサンダルで軽く合わせた方がイケてると思います」。
絵文字入りメッセージと一緒にオススメのショートパンツコーディネートまで、画像で送ってくれました。丁寧ながらもハッキリと、20代から見て「イタい」と思われない大人の脚見せアドバイスに納得。信頼出来る40代と20代の承認を得て、即購入を決意。今、クローゼットの最前列で、ジャケットを合わせれば仕事に、ゆるニットと合わせればオフシーンにと、出番を待つばかりの状態となっています。
中村浩子
(株)ヴィーナスプロジェクト代表取締役社長
「JJ」「VERY」等ファッション誌の編集・企画を手がけ、黒田知永子や三浦りさ子等、その時代を代表するタレントをプロデュースし、トレンドを生み出してきた。 現在まで読者モデルを1万人以上発掘しており、現在は女性消費者を取材し続けてきたノウハウを活かし、ファッション・アクセサリー・ビューティに関わる商品開発やイベントを企画、ブランドプロデュース、コンサルティングまで幅広く行っている。
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