「気がつけば足元に赤いヘビがまとわりついていて...」「エッ!私は白いヘビが降って来たわよ」
新春の美容室で隣の個室から聞こえてきたのは、女性ヘアスタイリストとお客様の初夢談義。いくら巳年とはいえ、男性ならちょっと引きそうな内容も「二人合わせれば紅白だからおめでたいね」とあくまで前向きな会話に、今年も女子力に期待が高まります。
私の初夢はというと、眠り過ぎて夢も3本立て! どれが初夢だったかわからないという幸せな目覚め(笑)。でも実はお正月に限ったことではなく、どんな状況でもすぐ寝つけ、よく眠れるのです。
外資系企業で働くバリキャリの後輩は「24時間勤務体制です」と公言できるように最高のベッドを購入し、睡眠時間は平均3時間でフル稼働しています。また、双子の子育てをしながらもアーティストとして活躍する友人は、曲作りが深夜になるため、睡眠導入剤をビタミンのサプリのように飲んで安心の眠りを確保。
そして、顧問先のネット通販会社の女性社長は、帰宅後、アロマキャンドルにワインと海外ドラマの3点セットがあれば、ソファーで爆睡しているといいます。皆、仕事や子育てが忙しくても美しくあるために、美容代を惜しまず使う人ばかりです。ほとんどエステに行かないのにもかかわらず、最年長である私が肌の調子がいいと羨ましがられるのは、何の力も借りずとも深く眠れ、朝まで目が覚めない特技のせいなのです。
時代と共に美と健康は別々のものでなく、そこに境目がなくなってきています。私にとってそれをつなぐのは眠りで、それは肌だけでなく髪についても効果が現れます。10年以上通う美容室で担当のスタイリストに「時代と髪が合ってきましたね」と言われるのは、パーマをかけずにきたことや食生活もありますが、とにかくぐっすり眠れる睡眠力による健康な体だからこそ髪そのもののツヤとボリュームが保たれ、エイジレスなロングヘアのスタイリングが楽しめるのです。加齢だけでなく、ストレスも多い中、心から「快眠できる体で良かった」と思います。
中村浩子
(株)ヴィーナスプロジェクト代表取締役社長
「JJ」「VERY」等ファッション誌の編集・企画を手がけ、黒田知永子や三浦りさ子等、その時代を代表するタレントをプロデュースし、トレンドを生み出してきた。 現在まで読者モデルを1万人以上発掘しており、現在は女性消費者を取材し続けてきたノウハウを活かし、ファッション・アクセサリー・ビューティに関わる商品開発やイベントを企画、ブランドプロデュース、コンサルティングまで幅広く行っている。
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