第30回 存在感を高める韓国系ブランドメーカーの動向①

 中国化粧品市場は、P&G、ロレアル、資生堂、アモーレ・パシフィックなど、日系、欧米系、韓国系ブランドメーカーが中心の市場です。中国化粧品市場で苦戦する日系ブランドメーカーが多い中、存在感を高めているのが韓国系ブランドメーカーです。韓国系ブランドメーカーでもアモーレ・パシフィックやLG生活健康の2強ではなく、新興ブランドメーカーであるスキンフード、ザフェイスショップ、ミシャが注目を集めています。

 そこで、今回から3回にわたり、中国化粧品市場で躍進している韓国系ブランドメーカー3社(スキンフード、ザフェイスショップ、ミシャ)の動向について紹介したいと思います。今回はスキンフードの紹介です。

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1.企業基本情報

 スキンフードは中国市場に参入してから5年しか経っていませんが、2011年(推定)の売上高は前年比110.9%と469970千元(日本円に換算すると約58.8億円)と急成長しています。

2.製品戦略・価格戦略

 ブランドは「スキンフード」のみの展開です。価格は主にミドル(100~200元)を中心に展開しており、近年はプレステージ(200~400元)を強化しています。

3.チャネル戦略

 スキンフードは、スピーディーに店舗数を増やすため、直営店と加盟店による店舗展開を行っています。2012年4月末現在の店舗数は123店舗、チャネルとしては路面店、百貨店(SC含む)、ネット通販の3つで販売しており、路面店を中心チャネルとしています。

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浅井潤司

(株)矢野経済研究所主席研究員

2000年に矢野経済研究所に入社後、主にビューティー・リラクゼーション業界の市場調査、分析業務を担当。また、調査・分析業務だけでなく、中国市場進出支援、販路開拓支援、新規事業支援、地域振興・産業振興支援などのコンサルティング業務も手がけている。

http://www.yano.co.jp/china/

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