第42回 チケットと都度払い

【週刊粧業2013年3月25日号4面にて掲載】

 以前、エステティック業界では大型役務のチケットが当たり前の業界でしたが、最近では小・中型役務が中心で、都度払い制度を導入しているサロンも多くなってきました。そして個人サロンを中心に都度払いのみで経営しているサロンも増えてきています。

 チケット制度については、様々なご意見があると思います。確かに経営面からみると、受注売上があがりやすくなりますが、エステティック業界では、今までこのチケットの契約トラブルで様々な問題が起こってきました。ですので、お客様の中にはチケット販売に抵抗がある方も少なくありません。

 私個人の意見は、チケットは導入した方がよいと考えています。もちろんお客様の予算を超えた提案をすることや、サロン側の都合で無理に販売することは論外ですが、しっかりとお客様から信頼を得たうえで、お客様の目的に沿い、お客様のお得になる提案であれば、問題もありません。

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榎戸淳一

株式会社ES-ROOTS代表取締役社長、一般社団法人エステティックグランプリ元理事長

新卒で船井総合研究所に入社し、様々な経験を積んだ後に「エステティック業界の健全化、イメージ回復」に使命感を感じ、船井総研内で自らエステティック業界のコンサルティングを立ち上げ、業界内で多大な実績を残す。現在では、株式会社ES-ROOTSを設立し、東京都目黒区に「fruitsroots(フルーツルーツ)」というオーガニックコスメ&エステティックサロンを経営している。www.es-roots.co.jp また、業界誌「週刊粧業」「セラピストBEAUTY」「ヌーヴェルエステティック」の連載、業界イベント「ビューティーワールド」「ダイエット&ビューティー」での講演など、活動範囲は幅広い。

http://www.fruitsroots.com/

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