第10回 いくつになっても終わらない女性の「モテ」意識

【週刊粧業2015年1月26日号10面にて掲載】

 年末はクリスマスや忘年会、年明けは新年会等のイベントが重なるこの時期、とかく女性誌やネットをはじめとするメディアでは、「モテメイク」「愛されヘア」など「モテる」関連の企画やタイトルが踊ります。この女性の「モテ意識」、本音を探るべく調査結果から分析してみました。

 弊社で20~50代の女性にアンケートをとったところ、「自分は異性からモテるほうだと思うか?」の質問には、「どちらかというとモテないほうだ」の36.1%をわずかに上回り、「どちらかというとモテるほうだ」が36.5%と1番多い回答でした。

 ほとんど差はありませんが、私が意外に思ったのは匿名性ゆえの本音とはいえ、自分を「モテる」と自覚している人がかなりの割合でいるという事実です。さらには、「結婚後もモテたいか?」という質問には、「はい」と答えた人の方が多く、56・7%となっています。

 理由としては様々ですが、1番多かった回答が「いくつになっても女性としての魅力は持っているという事実が自信になる」(35歳・専業主婦)というものでした。「異性にモテる」ということが「女性としてまだ通用する」として自分に魅力がある証となり自信につながるといった考え方が非常に多かったのが印象的です。

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松下令子

美容専門PR・販促支援会社 (株)DSプロモーション 代表取締役

「顧客と一緒に汗を流す」をモットーにPR・販促事業を展開。 医療機関テスター設置活動など独自の販促支援事業が好評。 「当連載では、私たちが業務を通じて得た“今日から試せる”  PR・販促施策のヒントをあらゆる角度から提案します」

http://www.ds-p.net/

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