第42回 中国人女性の美にかける金銭感覚

【週刊粧業2017年8月7日号5面にて掲載】

 古今東西を通じ女性の美しくなりたいという願望は変わりません。化粧品を買ったり、エステに行ったり、ヘアサロンやネイルサロンにも通います。また中には、病気でもないのに病院に行き痛い注射やレーザーを照射し更なる美しさに挑む女性もいます。

 美しくなるためなら、お金も時間も惜しくない、そんな女性は少なくないはずですが、どれくらいの金額であれば惜しくないかは人それぞれです。そして、その許容範囲を見極め、最も価値を感じてもらえる商品をお勧めすることが、化粧品販売における肝ではないかと私は思います。

 当社は中国向けに越境ECで化粧品を販売しています。顧客層は月収6000元ぐらい(上海の平均的OLの月収と同等)の20代後半から30代の有職女性ですが、彼女たちの許容範囲は、日本の一般的なOLとは比較にならないほど広いです。

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沖野真紀

中国女性市場専門調査会社 (株)ブルームス代表取締役

定性調査に特化したインサイトマーケティングを得意とする。また、日本とアジアのメディアで美容通としても活躍中。その知見と現地調査でアジア女性の美容ニーズの分析に努めている。

http://blooms.jp.net/

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