第47回 2018年の中国化粧品トレンド予測

【週刊粧業2018年1月15日号4面にて掲載】

 新しい年が始まりました。本年もどうぞ宜しくお願い致します。

 今年最初のコラムは、2018年中国化粧品トレンド予測とさせて頂きたいと思います。

 まず1つ目の傾向は、二極化が進むであろうということです。化粧水で1000円前後の手ごろな価格の商品を購入する層は、今までとあまり変わりませんが、中高価格帯の化粧品を購入する層においては変化があると予想します。どのような変化かと言うと、より高機能の商品を求め、受容できる価格帯が広がるであろうということです。

 具体的に言うと、今まで美容液を買うなら2万円が予算の上限だった人が、即効性があり高い効果があるなら3万円でも購入するようになるといった具合です。それほど、中国人女性の美容熱は高まってきています。

 またもう1つの傾向としては、サプリメントや美容ドリンクのような内から美容の商品ニーズが高まるということです。

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沖野真紀

中国女性市場専門調査会社 (株)ブルームス代表取締役

定性調査に特化したインサイトマーケティングを得意とする。また、日本とアジアのメディアで美容通としても活躍中。その知見と現地調査でアジア女性の美容ニーズの分析に努めている。

http://blooms.jp.net/

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