第45回 注目を集める中国ローカルブランドメーカー「上海相宜本草化粧品股有限公司」の動向

【週刊粧業2013年11月4日号4面にて掲載】

 現在、中国化粧品市場の成長率を上回る勢いで成長しているのは、伽藍集団、上海家化聯合股有限公司(以下、上海家化)、上海相宜本草化粧品股有限公司(以下、上海相宜本草)などのローカルブランドメーカーと、アモーレパシフィック、ザフェイスショップ、スキンフード、ミシャなどの韓国メーカーです。

 そこで今回と次回は、メディアであまり取り上げられる機会のなかった上海相宜本草とアモーレパシフィックの動向を紹介したいと思います。

 今回は上海相宜本草を紹介します。



 1.企業基本情報

 上海相宜本草は1999年に設立された新興メーカーです。創始者は上海中医薬大出身で、上海相宜本草が展開する「相宜本草(INOHERB)」は上海中医薬大学と共同開発したドクターズコスメブランドとして人気を集めており、2012年の売上高は前年比127.1%の16.9億元となりました。

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浅井潤司

(株)矢野経済研究所主席研究員

2000年に矢野経済研究所に入社後、主にビューティー・リラクゼーション業界の市場調査、分析業務を担当。また、調査・分析業務だけでなく、中国市場進出支援、販路開拓支援、新規事業支援、地域振興・産業振興支援などのコンサルティング業務も手がけている。

http://www.yano.co.jp/china/

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