週刊粧業2018年7月2日(第3119号)

週刊粧業 2018年7月2日号 36ページ

週刊粧業2018年7月2日(第3119号)
■特集・アンケート調査~消費者(20~30代女性412名)が求める化粧品・日用品2018

 朝の化粧時間が削られる中、夜・休日の化粧時間も短縮化

 限られたお金や時間の中で、レベルを落とさずにきちんと手入れをする--。美と健康については、そんな現代女性のライフスタイルが浮かび上がってくる。20代~30代女性412名に行った今回のアンケート調査では、2015年と同様、「朝」「昼」「夜」「休日」といった生活シーンにおけるヘルス&ビューティ商品の使用状況や注目カテゴリーなどについて尋ねた。解説では、3年前との比較も行っている。人々が美と健康について関心が高いのは今も昔も変わらないが、就業女性が増えるなど社会構造が大きく変化したのに伴い、美と健康に割ける時間も少なくなってきている。そうした状況下、「朝」「昼」の化粧・歯磨きタイムは減少しており、「夜」「休日」で巻き返しを図りつつ、その穴を埋めていくことが重要になっていきそうだ。

【第1集】
■朝~対人関係意識が高まり「時短」へのジレンマも
質問項目/起床後、洗顔、歯磨き、化粧、スタイリングなどで最も時間をかけたい・短縮したい項目は何ですか?、朝の洗顔時に使用するものは次のどれですか? ほか10項目
■昼~外出の多い日中は「しない派」が多数、多忙な女性の姿が垣間見える結果に
質問項目/昼食後、歯磨きをしますか?、昼間、メーク直しは何回しますか?、昼間、洗顔料が使えない場合は何で代用しますか? ほか9項目
■夜~保湿化粧水がスキンケアの王道、最高使用率は入浴時のシャンプー
質問項目/入浴時にいつも使用するものは何ですか?、就寝前はスキンケア化粧品を使いますか?、就寝前のスキンケアで使用するアイテムはどれですか? ほか10項目
■休日~朝のスキンケアは約3割が「特になし」、外出時はメークを楽しむ傾向高まる
質問項目/外出の予定がなくてもメークしますか?、休日に外出する場合、化粧ポーチに入れるアイテムは平日と変わりますか? ほか3項目

■【2018年秋のベスト商品】
〈化粧品〉
◎資生堂~2種の薬用有効成分を配合したファンデ
◎コーセー~マス市場の代表ブランド「ルシェリ」を投入
◎カネボウ化粧品~「KATE」からまつ毛のクセづけフォーマー
◎アルビオン~カバー力・透明感を両立したクリームファンデ
◎ポーラ~名称変更し、装いも新たに「Red B.A」誕生
◎ノエビア~セラミドの根源に着目した高保湿美容液
◎日本メナード化粧品~「薬用 ビューネ」で大人の肌悩みをケア
◎ドクターベルツ~白髪用ヘアファンデーションを投入
◎ブルーベル・ジャパン~「クリーンリザーブ」にフローラルシトラスの新香水
◎ウエニ貿易~「D ting」の累計販売本数が3万本突破
◎ホワイトリリー~美肌に導くスキンケア3品を提案
◎天真堂~「冷やしサクライム」でクールビズ提案
◎伊勢半~マスカラベースで秋のスタートダッシュ狙う
◎ファンケル~コラーゲンの質に着目したスキンケア
◎クラブコスメチックス~「クラブ すっぴんクリーム」がリニューアル
◎ウテナ~「プレミアムプレサ 贅沢ジュレマスク」にラベンダー
◎ちふれ化粧品~50周年の「ちふれ」ブランドから限定商品
◎マリアンボレ~目元ケアに集中クリームを提案
◎フォーデイズ~売上好調の誘導化粧水で拡販に注力
◎かならぼ~書き足し眉ティントに新色、限定品も
〈日用品〉
◎花王~炭酸泡を微細化、持続力も高め美容液刷新
◎ライオン~晴れ干し感触に仕上がる「トップ ハレタ」
◎バスクリン~パーソナル化に対応し主力に成長
◎小林製薬~ケシミンから乾燥シミ対策の化粧水
◎サンスター~「GUM歯周プロケア」に注力
◎エステー~泡トイレクリーナーをリニューアル
◎牛乳石鹸共進社~潜在ニーズを探り「ウルルア」改良
◎クラシエホームプロダクツ~「いち髪」からプレミアムシリーズ発売
◎ダリヤ~10代からのフケ対策を新提案
◎マンダム~「好印象」訴求でメンズ市場を活性化
◎フェザー安全剃刀~太眉トレンド追い風に顔そり啓発

■世界トップレベルを誇る国内優良受託製造企業一覧
■特集/メーカー各社のビッグデータ活用術
◎カネボウ化粧品・中根志功氏~スマホ用アプリで肌測定データ集積、ユーザーと一緒に新たな価値を創造
◎ライオン・駒澤良浩氏~月間約70万人利用の「リディア」で売場提案と体験価値の提供に注力
◎ポーラ・菅千帆子氏~膨大な肌データを製品開発に活用、一人ひとりに最適な化粧品を提案
◎ディセンシア・佐藤秀和氏、高橋洋介氏~自社顧客データと外部データの融合で新客獲得と既存客ロイヤル化を目指す
◎マンダム・片岡東氏~ミドル男性の生活者調査からリアルな肌ケア行動を紐解く
◎プラネット・田上正勝氏~ビッグデータの共有化を推進、データ分析は協調領域へ
◎ファンケル・佐野博一氏~自社データと外部データを併用し連携することで新規顧客の獲得へ
その他掲載企業/バルクオム・鈴木健彦氏、コージー本舗・小松大志氏、長寿乃里・清水佐知子氏、吉田紘子氏、メディプラス研究所・吉田典央氏
■2018年4月の化粧品、金額10.9%増、15カ月連続でプラス成長~頭髪用、皮膚用、仕上用が揃って前年実績をクリア
■2018年4月の家庭用洗浄剤、金額5.5%減、3カ月連続でマイナスに~構成比で5割強占める合成洗剤・石鹸の2ケタ減響く
ホーム > バックナンバー > 週刊粧業2018年7月2日(第3119号)

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop