ヘアケア原料の動向・トレンドまとめ


こちらのコーナーでは、「ヘアケア原料の動向・トレンド」をテーマに、参入各社の取り組みについてまとめています。

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ヘアケア原料の動向・トレンド

毛髪は古今東西、人が最も高い関心を注ぐ身体部位の一つといっていい。そうした背景を踏まえ、本誌「C&T」では1年間に一度必ず、ヘアケア原料の最新トレンドや、また不動の定番までをカバーする格好で特集テーマに据えて取材を敢行している。

岩瀬コスファ

原料商社大手の岩瀬コスファでは、ヘアケア市場において、防腐剤フリーや自然派、ボタニカルのニーズが高まってきていることから、自然派由来の原料や防腐剤フリーを実現する原料などの提案を行っている。従来は主にスキンケアにおいて見られていた防腐剤フリーのニーズが、現在ではヘアケア分野にも拡大している。

一丸ファルコス

化粧品・医薬部外品・健康食品分野の機能性原料メーカーである一丸ファルコスは、多角的視点で髪・頭皮のトラブルや悩みを捉え、研究開発を進めている。

クローダジャパン

海外とのネットワークを活かして化粧品原料を展開しているクローダジャパンでは、国内の滋賀工場で独自の吸着精製技術を利用した植物油製品CROPUREシリーズの製造を行う。

エア・ブラウン

エア・ブラウンでは米国・Elevance社の大豆油から精製した100%植物由来の多機能ポリマー「Elevance Smooth CS-110」(表示名称/水添ダイズポリグリセリズand(C15 - 23)アルカン)の提案を強化している。

成和化成

化粧品・医薬部外品原料の研究開発メーカーである成和化成は、髪の構成成分であるケラチンに着目し研究開発を進め、羊毛由来の加水分解ケラチンを基にヘアケア効果をもたらす機能性原料をまとめた「Promois(プロモイス)ケラチンシリーズ」を展開している。

GSIクレオス

欧米をはじめとした世界各国の海外原料を中心に、化粧品の製剤開発をサポートするGSIクレオスの香粧品部では、ヘアケアのカテゴリーにおいて頭皮の炎症を抑制する「HI-CLERA(ハイクレラ)」(韓国・ラディアント社)の提案に注力している。

オリザ油化

オリザ油化では、ヘアケア原料のカテゴリーにおいて「CITE Japan 2017」から新たに提案を開始した「コスメハーベスト ジュンサイ」への引き合いが高まっているという。

ダウ・ケミカル日本

ダウ・ケミカル日本ではヘアケア原料として、カチオン化セルロースコンディショニングポリマー「SoftCATポリマー」の提案を強化している。

ビタミンC60バイオリサーチ

ビタミンC60バイオリサーチは、2017年に開催した「CITE Japan」において、新たなフラーレン原料を2種発表し、販売を開始した。

日本精化

原料メーカーの日本精化では、ヘアケア向け原料を多く有している。近年は「浸透」をキーワードにした商品開発が進められており、同社では水にも油にも溶解し、有効成分の浸透を促進する両親媒性エステル「Neosolue-Aqulio」の提案を行っている。

【C&T・2018年1月号】メーカー・商社11社が注力するヘアケア原料を紹介

毛髪は古今東西、人が最も高い関心を注ぐ身体部位の一つだといっていい。そうした背景を踏まえ、本誌「C&T」では1年間に一度必ず、ヘアケア原料の最新トレンドや、また不動の定番までをカバーする格好で特集テーマに据えて取材を敢行している。本年も、有力な計11社(岩瀬コスファ、一丸ファルコス、クローダジャパン、エア・ブラウン、成和化成、GSIクレオス、オリザ油化、ダウ・ケミカル日本、ビタミンC60バイオリサーチ、アシュランド・ジャパン、日本精化)から感謝すべき協力を得ることができた。


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