日本ゼトック

医薬品・医薬部外品・化粧品の開発メーカーである日本ゼトックは、高機能・薬用ハミガキを中心とした主軸のOEM事業が引き続き好調をキープしており、2019年5月期上期も堅調に推移した。
近藤慶一郎開発営業部長は、ハミガキ市場が金額だけでなく、数量、本数も伸びていることに触れ、「パーソナルケア商材になってきている」と話し、「機能面では口腔トータルケアに近い製品が増えているが、マーケティングでは『口臭予防』のようにポイント訴求の製品が好調に推移している」とトレンドの傾向を語った。
スモカ歯磨

高機能性ハミガキの研究開発メーカーであるスモカ歯磨は2019年3月期、主力のOEM事業で既存製品の好調持続に加え、新規顧客を獲得し、通期では5%前後の伸長を見込む。
特に歯科ルート向けのOEM製品は、フッ素コートハミガキジェル「ジェルコートF」や歯のクリーニング用「PMTC」といったウエルテック社製品の好調が続き、これまで2ケタ増で推移している。
銀座ステファニー化粧品

銀座ステファニー化粧品は、オーラルケア専門ブランド「リーチ」より、ポンプ式のジェルハミガキ「リーチポンプ式歯みがき」(全2種、参考価格各980円、写真)を2018年9月より、一部店舗での発売を開始した。
新形状のポンプ式容器を片手でワンプッシュすると、1回分が簡単に出せる。ジェルタイプなので口の中ですみやかに溶けて広がり、すすぎも簡単だ。ジェルはハブラシの根本に残りにくく、ハブラシを清潔に保つことができる。
ハニック・ホワイトラボ

「歯のマニキュア」などのオーラルケア製品を中心に展開するハニック・ホワイトラボは、予防歯科を目的とした医科歯科専用歯膜剤「Hanic Coat 829」(10 mL・5000円)を10月5日から、自宅ケア用歯膜剤「Shimac(シマック)」(2種各3.5mL・2400円)を11月8日から新たに発売する。
川西商事
歯ブラシ製造に取り組む川西植毛所の販売会社として販売を担っている川西商事が、特徴的な磨き方を推奨する「縦磨kisst」(タテミガキスト)の拡販で着実な成果を挙げている。
歯ブラシを天地つまり縦方向へ使って磨く方法は、東京の開業歯科医 銀座デンタルクリニックが考案したもので、銀座デンタルは製造委託の縁故をつたって川西商事へ拡販を託した経緯がある。