2018年下期オーラルケア市場の最新動向・トレンドまとめ


こちらのコーナーでは、「2018年下期オーラルケア市場の最新動向・トレンド」をテーマに、市場トレンドや参入各社の取り組みについてまとめています。

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市場規模2380億円、拡大傾向も伸長率鈍化

2018年のオーラルケア市場規模は、前年比1%増の2380億円になることが予想される。

ライオン

ライオンは、生活者のオーラルケア習慣向上に向け、製品価値だけでなく使用体験による新価値の提案を進めている。

サンスター

サンスターグループは、オーラルケアカテゴリーの主要ブランド「G・U・M(ガム)」から2018年1月に発売した新シリーズ「ガム歯周プロケアシリーズ」が、TVCMとWeb広告を中心としたプロモーションで着実に認知度を拡大している。

花王

花王では、「クリアクリーン」「ピュオーラ」「ディープクリーン」の3つのブランドで、ライフステージに合わせたオーラルケア商品の提案を行っている。

小林製薬

小林製薬は、「生葉」を中心としたハミガキや、糸ようじ、やわらか歯間ブラシを展開する歯間清掃具が好調に推移し、2018年12月期上期のオーラルケアカテゴリーは前年同期を上回る実績を残した。

日本ゼトック

医薬品・医薬部外品・化粧品の開発メーカーである日本ゼトックは、高機能・薬用ハミガキを中心とした主軸のOEM事業が引き続き好調をキープしており、2019年5月期上期も堅調に推移した。

スモカ歯磨

高機能性ハミガキの研究開発メーカーであるスモカ歯磨は2019年3月期、主力のOEM事業で既存製品の好調持続に加え、新規顧客を獲得し、通期では5%前後の伸長を見込む。

銀座ステファニー化粧品

銀座ステファニー化粧品は、オーラルケア専門ブランド「リーチ」より、ポンプ式のジェルハミガキ「リーチポンプ式歯みがき」(全2種、参考価格各980円、写真)を2018年9月より、一部店舗での発売を開始した。

ハニック・ホワイトラボ

「歯のマニキュア」などのオーラルケア製品を中心に展開するハニック・ホワイトラボは、予防歯科を目的とした医科歯科専用歯膜剤「Hanic Coat 829」(10 mL・5000円)を10月5日から、自宅ケア用歯膜剤「Shimac(シマック)」(2種各3.5mL・2400円)を11月8日から新たに発売する。

川西商事

歯ブラシ製造に取り組む川西植毛所の販売会社として販売を担っている川西商事が、特徴的な磨き方を推奨する「縦磨kisst」(タテミガキスト)の拡販で着実な成果を挙げている。

ナノカム

菌・ウィルス感染防除や化粧品用途など汎用度が高い抗菌性ナノ粒子を展開しているナノカムでは、7.5~180mLまで6種類の容量が揃う「AUSIRO BEAUTech」の愛用者基盤が拡大しており、最近は仕掛けが利いて歯科医の取扱量が増加している。

サンギ

薬用ハイドロキシアパタイト配合の美白高機能ハミガキ剤を展開するサンギは、2018年上期も主力ブランド「アパガード」が好調に推移し、ブランド売上高が前年同期比12%増となった。

【週刊粧業】2018年下期オーラルケアの最新動向

ハミガキの高付加価値化や洗口液・デンタル用品の使用率向上により市場は堅調に推移しているが、昨年からは伸長率の鈍化が続いている。関連企業11社(ライオン、サンスターグループ、花王、小林製薬、日本ゼトック、スモカ歯磨、銀座ステファニー化粧品、ハニック・ホワイトラボ、川西商事、ナノカム、サンギ)の動向をまとめた。


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