ブルーベル・ジャパン

ブルーベル・ジャパンでは2018年9月末、「私」に似合う香水が見つかるデジタル簡易診断ツール「パフューミー(PERFU‐ME)診断」の店頭や同社フレグランス公式サイトでの展開を開始し、これまでのアクセス数はおよそ1カ月で20万件に達した。
イプサ

イプサでは、店頭とEC両会員のID連携による一元管理をベースにした、より効果的なCRM施策を2018年7月より全店で開始した。
この施策では、LINEのデジタル会員証機能を活用した。イプサLINE公式アカウントに友だち登録し、LINEのリッチメニューに設置された会員証をタップすると、ユーザー個別のバーコードが自動表示される(写真)。
ハイサイド・コーポレーション
ドクターズコスメを展開するハイサイド・コーポレーションは、主力ブランド「アンプルール」の公式サイト内で、AIを活用した自動会話プログラム「チャットボット」によるカスタマーサポート(CS)を、今年9月より本格的にスタートしている。
高瀬武英社長は、「消費者がスマートフォンから商品を購入することに慣れ、デジタルでのブランディング戦略にてAI活用が欠かせない時代に入っている」と述べる。
バルクオム

男性用スキンケア化粧品を中心に展開するバルクオムは、サブスクリプション型定期通販モデルのCRMの精度改善と、顧客ロイヤリティを数値化するNPS(Net Promotor Score)の運用を推進している。
従来からCRMを活用してきた同社は、CRMで得た知見やデータを新客獲得に活かすため、10月1日より新たなCRMのツールを導入した。
【週刊粧業】 2018年化粧品・日用品メーカー8社のIT戦略

メーカー各社では取得した有益なデータをもとに、従来の枠にとらわれない新たな商品・サービスを生み出す研究開発が活発化している。今特集では、関連企業8社(ポーラ・オルビスホールディングス、オルビス、天真堂、ユニ・チャーム、ブルーベル・ジャパン、イプサ、ハイサイド・コーポレーション、バルクオム)を取材した。