ブックタイトル週刊粧業・2015年4月13日号

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週刊粧業・2015年4月13日号

週刊粧業(第3種郵便物認可)(11)2015年(平成27年)4月13日第2968号スキンケアブランド「ギノー」の卸売事業を中心に展開している。昨年は、美白ラインの「ニューワイト」から1993年設立でサロン向けの化粧品販売を手がけるギノージャパンは、仏・ギノー社が開発したプロフェッショナル洗顔料とスポット美容液の2品を新たに追加し、美白カテゴリーを強化した。このほか、セルライト用クリーム「クロノロしきれていない要因だろう」と語る。サロンへ週1~2回来店する優良顧客でさえ、普段のデイリーケアが必要なことを考えれば、「サロンは、顧客の肌を預かる自覚を強く持ち、ホームケアの重要性を推奨すべきだ」といい、物販の大切さを説く。そのモデル店舗として展開する直営サロン「ザ・フェース」では、顧客と目標を共有し、施術と物販の両輪で「提唱、実践、指導」の3ステップによる健康美の提供にジックマンスール」(125mL1万5000円、写真)を発売し、これまでにかけてサロンへの卸売だけでなく、直営店3店舗と自社オンラインでも好調な売れ行きを示しているという。さらに、昨年はギノー社がエステティックサロン用のメーク商品としてグローバルで展開しているプロフェッショナルメークブランド「マスターズカラーズ」を日本で初導入するなど、販売攻勢を強めた。同社では今年、約10年ぶりにトリートメントメミー」をオープンした。セミナーや各分野の講習会を検索し、申し込みと決済が一貫してできるため、セミナーの集客にも貢献するという。「OEMや物販事業をさらに強化するとともに、物流事業にも取り組み、サービスのより一層の充実を図っていきたい」(供田COO)が期待されるという。大島正人会長は、「当社は、敏感肌の方も安心して使用できる化粧品づくりを特徴としており、今回、トラブルの原因になることが多い界面活性剤を使わない化粧品を開発した」(同氏)と商品への自信を語った。目玉商品としては、皮膚再生医療の研究から生まれた「ドクターレクラムバイオセラムーFD」を挙げる。バイオヒアルロン酸、アテロコラーゲず、インドネシアに生息する野生の蚕がつくる黄金の繭から高純度で取り出した「シルクフィブロイン」だけで乳化した化粧品だ。天然原料の中で唯一乳化作用を持つ「シルクフィブロイン」は、人の持つアミノ酸20種のうち、人が体内で合成できない9種の必須アミノ酸を含む18種のアミノ酸で構成されている。アミノ酸はターンオーバーに大きく関与しているといわれ、アンチエイジングン、L―アルギニンをフリーズドライ化したことで、精製水を加えて使用する直前まで鮮度をキープできる美容エッセンスだ。「肌自ら再生するちから」を活性化し、うるおい肌へ導くという。また、エステ機器の状況について同氏は「昨年の5月に導入した脱毛機『ルミクス・ツインSHR』が好調で、販売台数は100台を突破した。従来は3時間かかっていた全身脱毛が15分でできるため、顧客の回転率を大幅に上げ、作業の効率化につながった」と述べ、さらに需要が拡大していくとの見通しを語った。エストプロとサイエンスラボの合併で4月1日に発足したエストラボは、エステ化粧品の製造販売やエステ機器販売事業を展開している。「COCON」シリーズは界面活性剤を使用せエストラボ界面活性剤不使用の「COCON」特徴ある商品展開で拡販進めるエステティック特集なサロンとフランチャイズ加盟店を探しているサロンチェーンなどを仲介し、事業譲渡といった救済措置を施してサロンの閉店を防いでいる。「役務を抱えながら閉9000万円を見込む。昨年はまつげエクステンション事業を分社化し、アイラッシュガレージを設立するなど新たな取り組みも順調な滑り出しを見せているという。現在、同社ではM&Aにも注力しており、経営が悪化して手助けの必要店、倒産すると市場に大きな負のインパクトを与えることになる。それを未然に防ぐために、互い良い関係を築けるような方策を紹介して1件でも多くのサロンを助けることが当社の役目だ」(供田修一COO)今年3月末にはホームページ内に新たなWebコンテンツ「BGアカデ2013年に上場したビューティガレージ(本社=東京)は、サロンビジネスの総合商社として物販のみならずOEM、サロンの物件紹介や内装工事、資金調達や集客・Web制作、保険、さらには求人などエステ、ヘア、ネールといった美容に関わるサロンに必要なすべてのサービスを提供し、業界の「サロンコンシェルジュ」の役目を担っている。年々業績を伸ばしており、2014度の売上高は前年比14%増の約73億ビューティガレージ業界のコンシェルジュ役担うサロンへのトータルサービスに強みサロン業界の問題点として「3500億円といわれる市場で7~8割を施術費が占めている」ことを挙げ、「物販率の低さが日本でエステが定着フェースビューティ独自成分の製法特許を6年越しで取得、ラメラ美容法の推奨強化へ「キャビンボーテ・ビジネス・カレッジ」(CBBC)の運営を通じ、正しい商品知識と販売ノウハウの提供を行っている。小島真一社長はエステ「外面・内面・精神面」の三面美容を提唱し、化粧品の製造・販売を行っているフェースビューティは、取引先エステサロンのスタッフ育成機関取り組んでいる。施術と同等に「肌結果」にこだわるホームケア用の化粧品では、推奨するラメラ美容法を実現する主成分「フェース生コラーゲン」の製法特許と、それを配合した「プレケアエッセンス」の製法特許を今年2月に取得した。同成分は、ナノカプセルに三重らせん構造の生コラーゲンを巻きつけたもので、通常では分子が大きすぎて肌に入りにくい生コラーゲンをナノカプセルと一緒に角質層へ浸透させることができる。「フェースラメラモード」シリーズの代表アイテムである「プレケアエッセンスC」(写真中央)を軸に、ホームケアの重要性を伝えていく。mL)、「同ゲル」(200g)、「同エッセンス」(60mL)、「リフトモードクリーム」(200g)、「アクセスモードゲル」(200g)、「同クレンジング」(400mL)、「同ウォッシュ」(200mL)、「ナノモードモンテメソクリーム」(200g)の8アイテムだ。狩野明社長は「乾燥肌や敏感肌など、肌に問題を感じている方がフェイシャルエステに来ること働きをするEGF様ペプチド、美白やアンチエイジングに効果が期待されるというフラーレンなどを配合している。シリーズは「EGモードローション」(500グランツ植物由来にこだわった化粧品が好評通販での取引開始でさらなる高みへ同社が展開している幹細胞エキス高配合の化粧品「エグランティエEGシリーズ」では、7種の天然植物エキスや肌を整える役割を担っているタンパク質EGFと同様のエステサロンの経営や業務用エステ化粧品の小売・卸を展開するグランツは順調に業績を拡大し、2015年9月期は売上高1億円を突破する見込みだ。が多く、強い成分を多く配合した化粧品を使うとトラブルが起きやすいので、処方や植物由来にこだわった。また、エステ化粧品の通販サイトと取引を開始し、従来よりも速いスピードで商品が広がりを見せており、5年以内に10億円の売上げを見込んでいる」とし、事業拡大へ自信を覗かせた。今後のエステティック業界のあるべき姿について狩野社長は、「施術ごとや月額定額制など、利用者が安心して訪れるような料金体制を取り、親身な対応で業界全体でイメージアップを図っていくべきだ」と語り、顧客と信頼関係を築くことが重要との見解を示した。拓を目指す。既存サロンへの取り組みに関しては、年に2回のセミナーイベントを引き続き実施し、「イベントを通じてサロン同士のつながりができ、何より得意先サロンのモチベーションアップにつながっている」(同社)という。ロジック」の2メニューを追加する。プロモーション活動では、5月に行われる「ビューティワールドジャパン」に出展し、昨年から今年にかけて発売した新製品を紹介するほか、来年1月発売の美容機器を披露目し、新規顧客の開ニューを拡充し、エイジングサインに着目した4ステップトリートメント「ソワンエイジサマム」と、イオン導入・マッサージ・マスクの3ステップからなる目もと集中トリートメント「アイウェーブコーポレーション新技術開発を続けサロンの活性化図るヒト由来幹細胞配合目元シートが人気してその成長因子をより効果的に肌へアプローチさせているもので、日本でも昨年認可された成分だ「。既存の『バイオマスク』や『iマイクロパッチ』も順調に販売が伸びているので、基礎化粧品も追加し、年内にもライン化していきたい」(石井建弘取締役営業本部長)特に昨年発売した部分用エイジングケアシート「スパトリートメントストレッチiシート」は、実感度が高いためサロンだけでなく免税店でも販売が大きく伸び、現在月の契約が7割、店販品による売上げが3割のサロンづくりを進めており、ユニークな特長を持つ原料を探し出して商品化したり、既存商品の見せ方を変えて常に新しい発見や提案法をサロンに提供することを得意とする。に2万個が売れているという。今回、人の脂肪から採取された幹細胞を培養し、抽出した「ヒト由来幹細胞(HAS)」のほか、発酵レスベラトロールなど美容成分を新たに配合し、機能性を高めてリニューアル発売した。「HAS」は約150種類の成長因子が含まれており、リポソーム化ウェーブコーポレーションは、業界が低迷にあえぐ中、マッサージの新技術や新商品を絶えず開発し、サロンの新客獲得や売上げアップをサポートしている。昨年は市場が拡大しているカッサマッサージに独自の技術を取り入れた「ホットシェルヒーリング」を開発し、サロンへ導入を促している。同社では「店販品販売もサロン成長には不可欠」との考えから、通常ギノージャパン昨年は新製品を相次いで投入今年は新トリートメントに注力