ブックタイトル週刊粧業・2015年4月13日号

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概要

週刊粧業・2015年4月13日号

週刊粧業(第3種郵便物認可)(3)2015年(平成27年)4月13日第2968号ングとの連動・融合を図っていく方針だ。具体的には、生活者のインサイトを捉えた商品開発・マーケティングとの連携強化に向けて「より地域に密着した研究体制の確立と規模の拡大」を進めるとともに、全世界で現在1000名の研究所員数を「2020年までに1500名」に増員する。また、革新を図同社は昨年12月、2020年をターゲットに生活者目線を徹底し、自身の選択眼で消費を行うアクティブコンシューマーらの期待に応え続ける会社になることを目指す中長期戦略「VISION2020」を策定。マーケティング・R&D投資の拡大をはじめ、さまざまな改革に取り組み、トップライン成長と利益の拡大を目指している。特にR&Dについては、先進の基礎技術を基にした革新の製品開発を推進し、マーケティ「グローバルイノベーションセンター(仮称)」は、これからの化粧品研究にはサイエンスのみならず、情緒的なアプローチが不可欠であることから、常に時代と都市の風に触れながら、生活者のダイナミズムや人々のライフスタイルの変化を肌で感じ、感性を磨くこと受け入れスペースとして、セミパブリックスペースを確保するとともに、社員用に加え帰宅困難者用の防災用品を備蓄する。今後は、世界各地での現地ニーズに根ざした商品開発体制の強化を前提にしつつも、世界の市場において「JapanQuality」が競争優位となることを見据え、将来の成長を支える基礎・基盤研究の拠点は引き続きオリジンである日本に設置することにした。ダイバーシティーに富んだ人材が集まり、世界中の叡智を結集することで、イノベーションの創出を加速していく。同社は新研究所のコンセプトについて、アクティブコンシューマーとの直接交流を通した価値づくりによる、生活者のこころに共鳴するコトづくり実施する。なお、既存の認証サロン事業者、15年7月までに申請する事業者においても、今後、「経営者・管理者講習会」の受講を促していくという。また、安全・安心を提供するサロンの拡大・発展のために、今年度から年2回(1月~6月、7月~12月)サロン審査を実施する。新制度の理解促進に向け、同機構では今後、ビューティーワールドジャパン(東京・大阪)にてセミナーを開催する予定だ。が重要と考え、生活者やマーケター、研究員が日常的に交流できるワイワイガヤガヤとした環境からイノベーションを創出する、開かれた研究の形を具現化する場とするために立地環境を重視した。選定にあたっては、「海」「港」「広々とした空」があるオープンな空間であり、かつ常に時代のトレンドをリードし、世界の人々と情報が集まる文化の交差点である「横浜みなとみらい地区」こそ、新研究所を設置するうえで最適なロケーションだと判断した。1階は「出会う・知る・体験する」をキーワードにした、街並みににぎわいを与えるコミュニケーションエリアとし、ウィンドウディスプレイや緑に囲まれた印象的な街角づくりによる沿道整備、みなとみらい21街づくり基本協定等を遵守した良好な景観としていく。さらに、再生可能エネルギーの利用、消費エネルギー削減等の環境対策により、横浜市建築物環境配慮制度の「CASBEE横浜」で最上位のSランクを目指す。また、災害時の対応や大災害時の帰宅困難者の先日、取材ではなくプライベートで東京ビッグサイトを訪れた。家族と愛犬2匹を連れて向かったのは、日本最大級のペットイベント「インターペット2015」で、当日はペットをキーワードに自動車から住宅、IT・家電、レジャー・観光など幅広い業界からペットとのライフスタイルを彩る最新アイテムとサービスが一堂に展示されていた。我が家ではメスのミニチュアダックスフンドと、オスのチワワを飼っている。2匹とも若くはないので、健康管理に関するブースを見て回っていると、あるブースでペットの体脂肪測定を行っていた。測定の結果、メスのミニチュアダックスが「肥満」、オスのチワワが「標準」であることが判明し、ペットフードメーカーのブースだったので、それぞれに合った食事とおやつのアドバイスを受けた。会場ではペットの便臭・尿臭をカットする成分を配合したペットフードをはじめ、糞臭を漏らさない処理袋など、高機能・高付加価値を訴求した商品が多々見受けられた。消費増税を境に、価値あるモノには出費を惜しまない「選択型消費」が増加傾向にある。出展企業各社のブースを回り、ペット製品のカテゴリーにおいても高機能・高付加価値品に対するニーズが高まっていることを実感した。(之)ペット製品の高付加価値化りを目指した「都市型オープンラボ」、最先端の研究機関や、流通などの異業種との出会いによる、新たな価値の創出に向けた「多様な知の融合」、世界中の顧客・技術情報の一元化と、グローバル展開による価値の発信を行う「グローバルイノベーションハブ」という3つを掲げている。〈グローバルイノベーションセンター概要〉所在地=横浜市西区高島一丁目2番52ほか10筆(みなとみらい21地区56―2街区)▽敷地面積=7023m2(商業地域=容積率800%・建ぺい率=80%)▽計画概要=地上14階、地下2階(鉄骨造、延べ床面積=5万7000m2、建物高さ=69・4m)▽総事業費=300~400億円(うち土地取得費=65・5億円)認定特定非営利活動法人日本エステティック機構(所在地=東京都千代田区、福士政広理事長)は、エステティックサロンを利用する消費者の安全・安心の確保と、エステティック産業の健全な発展を目指し、サロン経営者のコンプライアンス意識の啓蒙を目的として、経営者・事業管理責任者が同機構主催の「経営者・管理者講習会」を受講し受講修了証を所持していることをサロン認証の申請時に義務づける制度を4月1日に施行した。経営者・管理者講習会にて、エステティックサロンが守らなければならないエステティックに関連する法令の解説・コンプライアンスの重要性を学んでもらうことで、さらなるエステティック産業の健全化に向けて努めていく。2015年7月申請(第9回認証)分よる製品開発の基となる「基礎・基盤研究と新領域研究」のさらなる強化に向けて「新研究所『グローバルイノベーションセンター(仮称)』を設立」し、売上高R&D費率を現在の1・8%から「2020年には2・5%」へと拡大していく。資生堂は、化粧品の研究施設として世界最大級の規模を誇る新研究所「グローバルイノベーションセンター(仮称)」を横浜・みなとみらい21地区に設立し、2018年末に稼働を開始する。資生堂「みなとみらい21地区」に用地確保、2018年末の稼動目指す世界最大級の研究所を新設へ認証サロンに経営者・管理者講習会の受講を義務化日本エステティック機構JapanQualityが競争優位となること見据え、日本に拠点を設置