ブックタイトル週刊粧業・2015年4月13日号

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週刊粧業・2015年4月13日号

週刊粧業(第3種郵便物認可)(5)2015年(平成27年)4月13日第2968号なのですが、接客する中で彼女達の化粧品に対する購買心理について気づいたことがありますので、今回はそのことを中心にお話したいと思います。る化粧品は限定的であるのが実情です。しかし、日本ではその後「レアコスメ」の時代が到来し「知る人ぞ知る」コスメがもてはやされるようになりました。そして中国でも今後こうした流れが出てくるのではないかと私は予想していますお。店でもまだ有名ブランドの物の方が売れますが、「知る人ぞ知る効果の高い化粧品ですよ」という商品説明が刺さる人が2割ぐらいいます。また、来店者のほとんどは80年代、90年代生まれの女少し話は飛びますが、お店で接客をしているとよく自分が大学生だった頃を思い出します。20数年前の話になりますが、アルバイトで貯めたお金で始めて友達とグアム旅行に行った時の自分と、今お店に来てくれている彼女達がとてもよく似ているのです。彼女達はほとんどが社会人ではありますが、友達との海外旅行は初めてという人が多くとても楽しそうです。そして、当時私が雑誌で「海外に行ったらこれを買うべき」というのを読んで海外ブランドの化粧品を買ったのと同様に、彼女達はインターネットで情報を得てそれをリストアップして購入しています。そのため、今インバウンドで売れてい弊社は銀座で化粧品の免税店を運営しております。お客さんは中国からの観光客が一番多く、20代後半から30代前半の女性2人組というのが多いパターン中国人観光客の買物は多様化するアジア女性専門調査会社㈱ブルームス代表。定性調査に特化したインサイトマーケティングを得意とする。また、日本とアジアのメディアで美容通としても活躍中。その知見と現地調査でアジア女性の美容ニーズの分析に努めている。㈱ブルームスホームページhttp://blooms.jp.net/●沖野真紀(おきのまき)アジア美容リアルレポート第15回性ですが、この世代の特徴として自分の個性を大切にするというのがあり、そういった点からもレアコスメは受け入れられていく可能性が高いと考えています中。国からの旅行者は今後も増え続け、また東京や大阪といったゴールデンルート以外の場所にも人とは違う体験を求めて出かけるようになっていきます。そしてまた買い物も同じように多様化していくことでしょう。インバウンドのチャンスの裾野は今後着実に広がっていきます。から提供を開始した。同アプリケーションは、タブレット端末上で動作する接客用カウンセリングアプリで、タブレット端末のカメラで撮影された顧客の頭部写真をもとに、増毛結果をリアルタイムにシミュレートする。選択できる髪型のスタイルは、センター分け、七三分け、右横分け、左横分けなどの全7パターンで、増毛量は100~3万本(100本または500本単位で調整が可能)までシミュレートできる。また、髪色は40色まで幅広く対応し、白髪の割合も調整が可能で、髪の長さやカールの強さなどの調整機能も備えていることから、顧客の髪質を自然に再現できるという。タッチパネルによる直感的な操作性が実現したことで、接客時ではスムーズに顧客とのイメージ共有が可能になり、「接客成約率の向上に寄与し、増毛・育毛サービスを展開する他の企業からも新たに導入したいという声が寄せられるなど、店頭販売支援ツールとして好評を得ている」(藤田社長)という。の販売店網を形成する大口OEM取引先の1社であり、ユーキとアートが同社グループ入りすることで、両社の販売網・販売ノウハウを取り込むとともに、物流・システムの統合等によるコスト削減が可能になるとの判断から、完全子会社化するに至った。ユーキとアートは、ユーグレナ機能性食品・化粧品等の卸売事業以外にエステ事業を営んでいるが、ユーキはミドモに、クアップやメガネ装着、ヘアケアスタイルマッチなど様々な試着シミュレーションソリューションを提供している。同社ではこのほど、総合的な増毛・育毛サービスを展開するアデランス向けにモーションポートレート技術を応用して増毛後の姿を仮想体験できるタブレット端末用アプリケーション「アデランスヘアシミュレーション」を開発し、今年3月同社は、ヘルスケア事業において2018年までに「ユーグレナ食品国内市場を300億円規模に拡大すること」を目標に掲げ、積極的な広告宣伝・販売促進活動により自社ブランド商品の販売拡大に着実に進めてきた一方で、OEM取引先をグループ内に取り込んで垂直統合するためのM&Aを検討してきた。ユーキとアートは全国1万3000店舗以上(2014年12月末時点)アートはコスメティック・アートに同事業を吸収分割する方向で調整に入っている。これにより、同社はユーキとアートのユーグレナ機能性食品・化粧品等の卸売事業のみを継承することになる。なお、ユーキはグループ会社入りの後、社名をユーグレナ・アートに変更。ユーグレナ・アートを存続会社、アートを消滅会社とする吸収合併を実施する。アデランスヘアシミュレーション操作画面ルを生成する「モーションポートレート技術」を応用し、これまでにメー一方、ユーキとアートは、「ミドリムシのちから」というブランド名でのユーグレナ機能性食品・化粧品等の卸売事業、エステ事業を展開。ユーキはユーグレナ商品の主要なOEM供給先であり、アートはユーキから仕入れたユーグレナ商品を全国の美容院・歯科医等の販売店舗に販売している。近年はユーキとアートの売上高の大半をユーグレナ商品の販売が占めていた。ユーキとアートを完全子会社化モーションポートレートでは、1枚の写真から自動的に三次元の顔モデ増毛シミュレーターの提供を開始モーションポートレートユーグレナ同社は、微細藻類ユーグレナの食品用途屋外大量培養技術をコア技術とし、ユーグレナに関する多様な研究開発活動を行うとともに、機能性食品・化粧品等の製造販売を行うヘルスケア事業、バイオ燃料開発等を行うエネルギー・環境事業を展開。ヘルスケア事業においては、「自社ブランド商品の直販・卸売」「OEM供給」「原料供給」の3つの形態で、ユーグレナ商品を販売している。ユーグレナは、5月1日付でユーキ(本社=新潟県、山田和俊社長)とアート・コーポレーション(本社=福岡県、山田豊子社長、以下「アート」)を完全子会社化する。ノウハウの取り込みと物流システム統合によるコスト削減狙う