ブックタイトル週刊粧業・2015年4月13日号

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週刊粧業・2015年4月13日号

週刊粧業(第3種郵便物認可)(8)2015年(平成27年)4月13日第2968号当社は昨年、中長期戦略「VISION2020」を発表しました。2015年度は当社にとって変革の起点となる重要な年です。その年に入社いただいたことは大変意義深いことです。当社は140年を超える歴史を持つ会社です。だからこそ、100年先を考える必要があります。100年先はもっと強く、世界の一流の会社に数えられる存在でありたいと思います。2015~2020年にかけてはそのための第1ステップです。これからの6年間、何を行うかが、50年先、100年先につながってきます。今日から皆さんとともに、未来の資生堂をつくる旅がはじまりました。「未来は、今日つくられる!」皆さん、入社おめでとうございます。本日、社会人としての第一歩を踏み出された皆さんに、私から2つのメッセージを送りたいと思います。資生堂・魚谷雅彦社長ライオン・濱逸夫社長「今日を大切にすることは、一生を大切にすること。」「ライオンは、一人ひとりの価値ある未来に向けた『今日』に貢献して行きたい。」この想いを自分自身のものとして理解し、ライオン社員であることを誇りに思い、誰よりも熱烈なライオンファンになってほしいと思います。ライオンは今、経営ビジョン「Vision2020」を掲げ、さらなる企業成長に挑戦しています。「健康」「快適」「環境」の3つをキーワードとした新たな価値を提供し、ものづくりメーカーとして、国内外の全ての人々に、くらしとこころの新たな価値を提供する「アジアを代表するリーディングカンパニー」になることを目標としています今。年から中期経営計画V―2計画に取り組んでいます。皆さんのひたむきな「挑戦と創造」への取り組みが「Vision2020」の実現に繋がります。若い力を大いに発揮してください。失敗を恐れず、愚直に努力し、チャレンジングな行動を繰り返し、ライオンの仕事を通して、多くの喜びと自信を獲得してほしいと思います。若さは最大の特権です。思う存分に力を発揮して下さい。??????????花王・澤田道隆社長これからは、皆様の大切な時間の多くを仕事に費やしていただくことになります。色々と悩むこと、苦しいこと、たくさんの失敗もあると思います。私の人生も9割は失敗です。でも諦めないで一生懸命ひたむきに努力を続けていれば、必ず1割の感動や成功があります。皆様には「あれをやっておけばよかったな」という後悔をすることなく、精一杯、挑戦し続ける日々を送っていただきたいと思います。会社を愛する社員がたくさんいる会社ほど、逆境に強く、如何なる環境においても、常に逞しく成長できる会社だと思います。人々の幸福と生活の向上のために、全ての事業活動の目的を集約する。●●●●新入社員への訓示●●●●アルビオン・小林章一社長1.2015年は資生堂にとって、重要な年い悩んだり、壁にぶつかったり、挫折を経験することがあると思います。私の経験からすると、ひとりで抱え込まず、いろいろな経験を持った人生の先輩に相談してください。そして、何か一つに集中し、頑張ってみてください。そこから突破口がみえてきます。皆さんに問いたい。「あなたの『こころざし』は何ですか」。そして、皆さんに二つの言葉を贈りたい。一つは「日々ベストを尽くす!」。阪急電鉄の創業者小林一三氏に「志は高く、手近なものを片付ける」という言葉があります。「志を高く持ちながら、日々のことをしっかりやり遂げることが、その志に到達するもっとも近道である」という意味です。これから日々の業務にしっかり取り組んでくださいさ。らに、皆さんの志は高く広いものであって欲しいと思います。そこで贈りたいのが、「GOGLOBAL!」。皆さんが私たちの年齢になるころには、アフリカ、インド、東南アジア等の人口が増え、アグレッシブな人たちが今以上に存在することになります。そうした国や企業、個人と協働したり、また競い合うことになります。多様な文化や人たちと一緒に仕事をするのが当たり前の時代になっています。グローバル化を恐れてはいけません。2.「美しい生活文化を創造する」私たちのミッションは、「美しい生活文化を創造する」ことです。私たちの仕事は、人を幸せにする仕事であると言っていいでしょう。それは化粧品に限定されるものではありません。2020年に私たちが目指す会社の姿は、「エネルギーが充満した会社」「世界中で話題になる会社」「若者があこがれてやまない会社」「若々しさみなぎる会社」「多様な文化が混じり合う会社」です。これらを実現することが、私の使命であると考えています。皆さんもぜひ若いパワーと感性で、資生堂をリードしてください。合言葉は「動け、資生堂。」。3.「日々ベストを尽くす!」「GOGLOBAL!」私にも、皆さんと同じように新入社員の時代がありました。これから思「周りへの感謝を忘れずに」り前のように届きます。しかし、その裏側には様々な方々のサポートがあるということを決して忘れないでいただきたい。自分の見えないところで努力をしている方々への感謝の気持ちを常に忘れずに仕事をしていただきたいと思います。私どもアルビオンという会社には、「世界一のプレステージメーカーになる」という大きな夢があります。そして、その夢を実現するためにも、アルビオンはお客様、お取引先様、協力会社の皆様とともに歩み、信用・信頼される会社であり続けたいと思っております。もちろん売上や利益も大事です。しかし、アルビオンで一番大切なのは「人」です。人と人との信頼関係を大切にする会社であり続け、その上でお客様お一人おひとりの喜び・ご満足を追求していくことが最も大切だと考えています。皆様はこれから教育に入り、理論や理屈、技術を学ばれると思います。しかし、覚えておいていただきたいのは、理論や理屈ではお客様の心の扉は開かないということです。本当にそのお客様に綺麗になっていただきた「お客様の喜びとご満足が原点」2.「無限の可能性に挑戦する」人は、無限の可能性を持っています。その可能性に自ら挑戦していってほしいと思います。人材育成とは、人を育てることではなく、人が自ら育つことをサポートすることです。皆さんは、自らの可能性に挑戦し、自らの力で育っていかなければなりません。花王グループは、それをしっかりとサポートしていきます。いろいろな研修の場の提供だけでなく、皆さんが活躍できる舞台をたくさん用意します。5年、10年経ったときに、大きく成長した姿を見せてください。楽しみにしています。今日は、花王、花王カスタマーマーケティング、カネボウ化粧品、花王ロジスティクス、花王プロフェッショナルサービス、花王コスメプロダクツ小田原、花王サニタリープロダクツ愛媛の新入社員の皆さんが参加しておられますが、役割は違っても、最終の目的、使命は同じです。花王ら1.「企業人としての目的、使命を忘れずに」入社することが皆さんの目的ではありません。仕事を通して社会にお役立ちすること、そしてその結果として会社の持続的成長に寄与することが、皆さんの、そして花王グループ社員としての目的であり、使命です。すなわち、「社会のサステナビリティへの貢献」と「利益ある成長」を両立させなければなりません。この目的達成に向け、皆さんの力を最大限に発揮してください。しさである「チャレンジ精神」を忘れず、社会へのお役立ちと花王グループの持続的成長のために、思い切り仕事をしてください。い、喜んでいただきたい、そういうひたむきな思いが通じた時だけお客様の心の扉は開くのではないかと思っております。明るさと笑顔、情熱を大切に、一つ一つの仕事が本当にお客様の喜びやご満足につながっているのかを絶えず自問自答しながら仕事をしていっていただきたいと思います。皆様には様々な部署でお仕事をしていただきますが、その中で当たり前のように、当たり前のような日常があります。例えば、店頭で発注した商品が指定した期日に当た「一流に触れること」アルビオンのお客様は、高級品をお買い求めいただく一流のお客様ばかりです。そのお客様と接する上で意識していただきたいことがあります。それは、一流に触れる努力をしていただきたい、ということです。できる範囲で結構ですので、例えば銀座にある一流ブランドのブティックに入ってみる、あるいは美味しいものを食べに行ったり、絵画展やオペラを見に行く、何でも結構です。それが必ず皆様の接客に、皆様の人生にお役に立つと思います。会社側も、できるかぎり皆様に一流に触れていただく機会を作っていきたい、そういう努力をしていきたいと思っています「。世界一のプレステージメーカーになる」という夢に向かい、これから皆様と一緒に新しい歴史を刻んでいけることを今からとても楽しみにしております。