ブックタイトル週刊粧業2019年4月8日号

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概要

週刊粧業2019年4月8日号

(7)2019年(平成31年)4月8日 週  刊  粧  業 (第3種郵便物認可) 第3155号意味します。 「CRAZY」とは、常識を超え、革新し、夢中になり、変化し、楽しむ、そして、誰かと組んで、世界を夢中にし、一生に影響する仕事をする、クラシエが「世界を夢中にする100年企業」になることです。 大切なのは、何かに「CRAZY」になれたら、あなたたちのこれからの人生が圧倒的に面白くなるということです。私はクラシエのすべての事業、すべての部署、すべての社員に「CRAZY」になってほしいと願っています。 「小さなことにこだわり、大胆にやろう」は今年の事業方針にも掲げた言葉です。「小さなことへのこだわり」と「大胆にやる」という言葉は一見、相反するようにも見 人生はたったの1回です。皆様にとって大切な人生です。これからは仕事という面で、皆様の人生においてたくさんの時間を費やしていただくことになります。 もちろん肩書きやお給料も大切ですが、自分自身が精一杯やった、納得するまでやったと自信を持って言える、そういう人生を歩んでいただきたいと思っています。 仕事をしていくうえで苦しいこともたくさんあると思います。失敗もあると思います。私の人生夢に向かって一緒に新しい歴史をつくろうアルビオン社長 小林 章一クラシエの新たな歴史を刻む仲間となる皆さんに、心から期待しています。 「GO!CRAZY」とは、一昨年8月に制定した新ビジョン「CRAZY KRACIE」の更なる浸透であり、クラシエで働く1人ひとりが実際に行動に移すことをえますが、小さなこだわりを持つことで、些細な変化も見逃さず、それぞれのこだわりが互いに連携し、強化していくことで、各人の考えや行動が大胆になり、より大きな成果へとつながると考えています。クラシエの1人ひとりのこだわりをみんなで認め合い、連携していくことが、クラシエを素晴らしい会社に変えていく一番の近道だと思います。 「世界を夢中にする1 昨年の1月から、私が社長として陣頭指揮をとり、クラシエグループは新たなステージを歩み始めています。今日から先輩社員とともに汗を流し、「世界を夢中にする100年企業」を目指す小さなことにこだわり、大胆にやろうクラシエホールディングス社長 岩倉 昌弘も失敗だらけ、9割以上が失敗です。でも諦めないで一生懸命努力を続けていれば、1割の感動があります。そんな感動をぜひ皆様全員に味わっていただきたいと思っています。 皆様がこれからどの部署で働いたとしても、全てお客様お1人おひとりの喜びとご満足が原点です。例えば、美容部員になった方は一日の売上げも大切ですが、それ以上に大事なことは「今日アルビオンで買い物をしてよかった」「あの美容部員さんにまた会いたい」、そう思っていただけるかどうか。そういうことを一番大切にしていきたいと思っています。 理論や理屈、技術だけではお客様の心の扉は開きません。お客様が10人いらっしゃれば、考え方も肌の悩みも違ってきます。ぜひお客様お一人おひとりをよく見て、お話をよく聞いてあげていただきたいと思います。 皆様がお相手するお客様は一流の方々ばかりです。ですから、皆様もできる範囲の中で、ご自身で一流に触れる機会をつくってください。高級ブティックの店内に入るだけでも、空気感、接客、商品のディスプレイなど何か感じると思うのです。それが必ず皆様のこれからのお仕事に役立つと思いますし、皆様の人生をより豊かなものにしてくれると思います。 アルビオンは世界一のプレステージメーカーになるという大きな夢があります。 ぜひこれから皆様と共に努力をして、夢に向かって一緒に新しい歴史をつくっていきたいと思います。ット社会」への対応を期待します。デジタルの技術をどう活用し、お客さまに提供する付加価値をどう高めて、新たなサービスを創造するかがキーポイントになります。これまでの当社の常識に囚われない「斬新な発想」「旺盛なチャレンジ精神」とともに今後はますます「スピード感」を期待します。情報は一瞬で拡散し、一瞬で勝敗が決まるため、変化に先んじて手を打てば、大きな成長を遂げる可能性があります。是非、ITやネットに慣れ親しんできている『デジタルネイティブ』世代の皆さんは、先輩社員を刺激するくらいの存在になってください。そして、自分自身を磨くことを通じて、新たなコーセー像を自分が創っていくという気概を持ち、業務に取り組んでください。し、スピーディに具現化していく必要があります。 2019年は、新天皇即位、消費税改定、東京五輪直前など、色々な意味で大きな節目の年です。この「転換の局面」に入社した皆さんには特に、「デジタル化」や「ネここ数年世界からの評価が高まっていることから、仕事の責任もやりがいも一層高まり、皆さんにとって申し分のない、グローバルな活躍の場が待っています。 競争の舞台が「世界」に移りつつあることも踏まえると、これまで以上に、「グローバル」視点を拡大する必要があり、もはや市場を国内と海外に区別せず、世界の市場を「ボーダーレス」に捉えるべきです。そして「デジタル化」や「ネット社会」への対応、流通チャネルの垣根が取り払われつつある状況への対応なども含め、これまでの延長線上にない取り組みにも積極的にチャレンジ このたび、皆さんが社会に出るにあたり選択された化粧品という産業は、どんなに世の中が変化しようとも、生活に彩りや潤いを与え、人々の心に満足を提供し、世の中を明るくしています。また2016年には初めて輸出が輸入を上回り、今後日本の競争力の一翼を担う産業になるであろうと言われています。その意味では、皆さんが当社を選択したことは正しかったと胸を張って言えます。日本の化粧品は、新たなコーセー像を創る気概を持とうコーセー社長 小林 一俊00年企業」になるために、世界で一番『人を想いつづける』企業として、クラシエはこれからもっと「くらしのスペシャリスト」になるべきだと考えています。 今、目の前にあるたくさんの人々の暮らしを見つめ、その声に耳を傾け、目線を高くして、世界の暮らしや未来の暮らしを徹底的に調べ、「くらしの事なら、まずはクラシエに聞いてみよう」と言われるくらいの存在になりたいと思っています。そうすれば、私たちの商品やサービスはもっと社会に必要とされ、夢中や笑顔を増やせるはずです。 今日から、そんなクラシエを一緒に創っていきましょう。 大きな夢を胸に歩き出した皆さんと、実りあるこれからを過ごしたいと思います。明日へつながる一歩一歩を大切に踏みしめ、共に成長していきましょう。●●●● 新入社員への訓示 ●●●●7702019 年 粧界ハンドブック2019年版好評発売中2019