化粧品業界の歴史|1974年(昭和49年)の化粧品日用品業界動向

週刊粧業 1974年12月31日号

カンタンに言うと

化粧品業界の歴史|1974年(昭和49年)の化粧品日用品業界動向

1974年(昭和49年)の主なトピックス

●全粧連、公取委を相手取り再販行政訴訟起こす
●通産省、日用品の価格引き上げで行政介入(洗剤の2割値上げ申請を13.7%に抑える)
●通産省、化粧品メーカーに値下げ行政指導
●帝人パピリオが発足

関連団体・各社の動向

1974年(昭和49年)1月
◎石油ショックで製品価格の修正進む
◎全粧連、再販制度廃止告示取消し求め行政訴訟

1974年(昭和49年)2月
◎通産省、1月の家庭用合成洗剤生産量6万9261トン(前年同月比128%)と発表
◎パピリオ、㈱帝人パピリオと改称
◎通産省、石鹸、歯磨、化粧品メーカーに値上げ幅2割以内にとどめるよう行政指導
◎洗剤不足、峠越す

1974年(昭和49年)3月
◎通産省、洗剤など価格凍結
◎再販縮小告示の撤回求める行政訴訟第一回公判開く
◎カネボウ・サロン・ド・エステティック1号店が名古屋にオープン
◎石鹸、化粧品メーカー13社、通産省の要請に応え値上げ

1974年(昭和49年)4月
◎マックスファクター、新本社ビル完成

1974年(昭和49年)5月
◎花王石鹸、仏・ロジェ・ガレ社と業務提携契約
◎全粧連沖縄県連が発足
◎ライオン歯磨、新取引制度発表

1974年(昭和49年)7月
◎日本芳香消臭脱臭剤工業会設立
◎通産省、洗剤大手5社の値上げ申請につき平均13.7%の値上げ幅で認可
◎全鹸連、全卸連の一本化方針決まる

1974年(昭和49年)8月
◎旭ライオン㈱設立(ライオン油脂・旭化成共同出資で)

1974年(昭和49年)9月
◎再販縮小時間切れ発効(再販表示と価格表示実施)
◎ユニ・チャーム㈱設立(チャーム社と大成化工合併)

1974年(昭和49年)10月
◎有害物質を含有する家庭用品の規制に関する法律施行
◎カネボウ化粧品販売、カネボウ化粧品㈱と改称

1974年(昭和49年)11月
◎日本歯磨工業会、歯磨の発泡剤は安全と見解発表

1974年(昭和49年)12月
◎ロート製薬、モナグループを全面買収

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