化粧品業界の歴史|1984年(昭和59年)の化粧品日用品業界動向

カンタンに言うと

化粧品業界の歴史|1984年(昭和59年)の化粧品日用品業界動向

1984年(昭和59年)の主なトピックス

●化粧品出荷実績、史上最低の1.4%増にとどまる
●化粧品へのバイオ技術の導入が本格化
●資生堂、マックスファクターが支払いサイト延長
●訪販の低迷深刻化
●制度品メーカー、セルフ販売商品導入

関係団体・各社の動向

1984年(昭和59年)1月
◎資生堂、問屋ルートで男性化粧品「テック-21」を3月より発売すると発表

1984年(昭和59年)2月
◎資生堂、チェインルートでセルフ販売の「エコロア」発売
◎全粧連、資生堂「テック-21」に関し、チェインルート以外での化粧品販売に反対

1984年(昭和59年)3月
◎カネボウ、ヨーロッパでの展開を拡大、新スキンケア「繊細」を導入
◎資生堂、マックスファクター、6月より支払いサイトを5日延長すると発表
◎P&G、在日子会社5社を統合し、「P&Gファーイーストインク」設立

1984年(昭和59年)4月
◎前ヘレナ・R社長のヤング氏、仏「シスリー」導入、訪販と百貨店で販売
◎ベンチャー企業のミネペア、訪販ルートに「コスモプリエール」設立し参入
◎ウエラ、茨城工場の増床を完了、物流業務の自動化体制へ

1984年(昭和59年)6月
◎小林コーセー会長小林孝三郎氏の米寿を祝う会開催、福田元総理ら1200名が祝福
◎マックスファクター新社長、ヴィクター・ハリス氏の就任レセプション

1984年(昭和59年)7月
◎小林コーセー、英米で爆発的ヒットのフォーム状「ロレアル・フリースタイル」発売、85年にかけ一大ブームに

1984年(昭和59年)8月
◎資生堂、チェインルートのセルフ販売品第2弾「セルフィット」発売
◎通産省、無店舗販売などについての知識をパンフレットで消費者に啓蒙

1984年(昭和59年)9月
◎ライオン、SCジョンソンと提携しアメリカ市場へ本格参入
◎ライオン、西独ヘンケル社の「ナルバール・マイルドヘアカラー」を静岡地区で発売

1984年(昭和59年)10月
◎大山IP、アメリカマスマーケットのトップメークブランド「カバーガール」導入
◎ポーラ、ニューヨークのブルーミングデールで「IS」ブランドの化粧品発売
◎ノエビア、アメリカでメーク発売、日系人以外のアメリカ人もターゲットに
◎12日、資生堂社長山本吉兵衛氏、宿泊先で急逝
◎厚生省、急成長続く健康食品の実態を把握するため、「健康食品対策室」設置
◎資生堂、百貨店でメーキャップシミュレーター使いプロモーション
◎産政懇、許認可制度の改善、効能範囲の見直しなどを厚生省薬務局長に答申
◎通産省、割賦販売法の規制対象に化粧品、健康食品などを加える
◎通産省、卸売業の近代化へ、VANの確立などを積極支援

1984年(昭和59年)11月
◎公取委、不当廉売ガイドライン策定
◎カネボウ、チェーン店および量販店向けセルフシリーズ「アミリィナチュラル」発売

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