埼玉県粧協、平成23年新春祝賀会を開催

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埼玉県粧協、平成23年新春祝賀会を開催

 埼玉県化粧品小売協同組合(折田眞一理事長)はこのほど、平成23年新春祝賀会を大宮市内のホテルにて開催、主催者、来賓合わせて40名が出席した。

 主催者を代表して登壇した折田理事長は、「当組合も連合組合発足から約50年以上、協同組合発足からも12年を経過した。役員も高齢化してきているので、来年度以降は、大いに若手を中心とした組織替えをしたいと思う。しかし、若手の経営者としての2代目、3代目が少なく50歳以前の人材が揃わないのも現状だ。後継者の組合への参加を促すとともに、海外に目を向けるメーカーさんに対し国内や専門店にも注力すべきと訴えていきたい。このような状態が回復されれば、若い経営者たちも将来自店を引き継ぐことに対する不安もなく、生計を立てる気も起こると思う。若手の指導に力を入れ、彼らを積極的に起用していくので、我々の活動へのバックアップをお願いしたい」と挨拶した。

 続いて、制度品メーカーの支店長や営業部長による挨拶が行われた。

 資生堂販売・和田勉北関東支店長/当社では4月にトップが交代し、経営体制の若返りを図る。大きな方向性は変わらないが、さらに推進力を高めていきたい。

 カネボウ化粧品関越販売・中川実埼玉東西支社長/流通構造が大きく変化しても、化粧品販売の原点は人と人であり、これは未来永劫続く。全社一丸となって皆さんが力をふるえるようバックアップしていきたい。

 コーセー化粧品販売・小林健二専門店部営業組織担当部長/最近では低価格品の販売数が伸びているが、高価格品が良くなる時も来る。高価格品についても専門店チャネルを中心にいい流れに持っていきたい。

 アルビオン・伊藤昌三大宮支店長/今年は原点回帰をテーマに、化粧品販売の意味、お客様の化粧品購入時の気持ちを改めて考える1年にしたい。高級化粧品としての価値や夢を感じてもらえるよう、接客と商品をさらに磨き上げていく。

 マックス ファクター合同会社・上坂浩之営業統括本部ユニットマネージャー/SK-Ⅱは、昨年11月より綾瀬はるかを起用しているが、同年代の20代女性はもちろん、30代、40代も取り込めており、前年比2ケタ増で推移している。

 花王CMK・柿本浩幸東京支社長/今年の化粧品の市況は、上期98.7%、下期99.2%という見込みだが、年末に発売したチークが計画比の3倍売れるなど、少し趣向や表現の仕方を変えれば、まだまだ売上拡大のチャンスはある。

 ハリウッド・畑穣マーケティング室マネージャー/昨年、酵素パックを創業85周年を記念してリニューアルし、売上げは前年比130%強で推移した。今年はメイ牛山生誕100周年ということもあり、各種イベントのほか、粉香水を発売する。

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