インターネット通販において、顧客との重要なコンタクトポイントであるWebサイトのコンセプトは、「販売・売上重視型」「ブランドの世界観構築型」「会員コミュニティの活性重視型」など各社さまざまだ。
今回は、勢いづく通販コスメ企業から特徴的な5社(オルビス、ドクターシーラボ、再春館製薬所、ハーバー研究所、イプサ)をピックアップし、Webサイトの分析を行った。また、最近注目されているソーシャルメディアの活用状況についても調査している。
【調査項目】
1.サイトマップ
2.TOPからコンバージョンまでの遷移
3.サイト構造分析(ナビゲーション)
4.サイト構造分析(ラべリング、ライティング)
5.サイト構造分析(カート・フォーム)
6.新規顧客獲得施策
7.ロイヤル顧客獲得施策
8.各社ソーシャル施策展開
各社とも、TOPからコンバージョンまでの遷移については、「商品ラインアップ」「お買い得商品」「サンプルを注文する」「商品の検索」「FREGE」「目的で探す」など、様々な検索切り口が用意されているため、ユーザーのニーズに応じて効率良く商品詳細→カートまで誘導している。
ロイヤル顧客育成施策については、無料お試しセットを通して、優良顧客のフィルターをかけている。具体的には、「無料お試しセット申込」→「ネット会員登録」→「本商品注文」といったように、無料お試しセットを通して、ユーザーをふるいに書け、優良顧客を育成していくビジネスモデルを採用。当然ながら、サイトのレイアウト、コンテンツ内容も、左記ビジネスモデルを反映した内容になっている。
ソーシャルメディア活用状況については、ドクターシーラボが最もソーシャルメディアをマーケティングに活用している。逆に考えると化粧品企業の中で、ソーシャルメディアを上手く活用している企業はあまり無いため参入のチャンスといえる。
※さらに詳しいデータ等につきましては、「通販コスメサイトWebレポート」(パワーポイント風PDF)をご覧ください。
※2011年化粧品業界基礎データはコチラ→http://special.syogyo.jp/products/detail.php?product_id=190
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