【bdb自主調査】化粧品チャネル別ユーザープロファイル分析

カンタンに言うと

【bdb自主調査】化粧品チャネル別ユーザープロファイル分析

 百貨店で化粧品を購入する人、ドラッグストアで化粧品を購入する人、インターネット通販で化粧品を購入する人の3つに分類し、多角的な分析を行っている「ブランドデータバンク(bdb)とマクロミルの共同自主調査」。リアルチャネルでなく、ユーザー像を捉えにくいインターネット通販ユーザーとはいったいどのような嗜好やライフスタイルなのか、その実像に迫った。

 設問については、「職業」「世帯年収」「個人年収」「1カ月のお小遣い」「世帯の家族構成」「趣味」「関心ごと」「自分でするスポーツ」「メディアゲージ」「消費」「パーソナリティ」「購買行動」「持っている化粧水・美容液・乳液・クリーム・オイル・クレンジング・ファンデーション・マスカラ・アイシャドー・リップ・口紅」「:持っていてお気に入りの服・バッグ・靴・シューズ・腕時計・下着ブランド・アクセサリー」「よく購入するサプリメント」「よく購入する水・ミネラルウォーター」「よく購入するシャンプー・リンス」「購読しているファッション・ライフスタイル誌」「よく利用する雑貨・インテリア・ファッションショップ」「好きな化粧品メーカー」「よく購入する和洋菓子ブランド」「よく利用している通信販売会社」「好きな有名人・音楽アーティスト」「お気に入りのインターネット(PC)サイト」など多岐にわたっており、こうした設問をベースにチャネルごとにプロファイルを作成している。

●興味・関心ごと

 bdb女性(20-50代)に比べて、百貨店ユーザーは、美容とコスメ、ドラッグストアユーザーは、映画・観劇・本・雑誌、インターネット通販ユーザーは、通販・オンラインショッピングと音楽の割合が特に高い。また、美容、コスメでは、ともに百貨店ユーザーが最も関心が高いが、インターネット通販ユーザーも高い。一方健康でも、インターネット通販ユーザーは高く、百貨店ユーザーは最も低い。オンライン系だけが高い割合ではない。

●メディアゲージ

 bdb女性(20-50代)に比べて、百貨店ユーザーは、口コミ、DM・カタログの割合が高い。

●持っている化粧水

◎百貨店ユーザー......アルビオン、エスト、RMKが人気である。デパート専門ブランドのエストの比較倍率が高い。
◎ドラッグストアユーザー......肌研(ハダラボ)、エビータ、肌美精の比較倍率が高い。無駄をそぎ落としたパーフェクトシンプルに基づいて開発された肌研(ハダラボ)のシェアが一番高い。 
◎インターネット通販ユーザー......DHCのQ10とPAナノコロイドローションと、エイジングスキンケアのアスタリフトが人気である。

●よく購入するシャンプー・リンス

◎百貨店ユーザー......ヘアサロンでも使用されるケラスターゼや植物原料を主原料にしているロクシタンが人気である。
◎ドラッグストアユーザー......ダヴ、海のうるおい藻、セグレタが人気である。
◎インターネット通販ユーザー......赤ツバキ、白ツバキが人気である。

●好きな化粧品メーカー

◎百貨店ユーザー......アルビオン、RMK、シャネルが人気である。
◎ドラッグストアユーザー......花王ソフィーナ、カネボウ化粧品、セザンヌが人気である。
◎インターネット通販ユーザー......DHC、オルビス、アスカコーポレーションが人気である。

ベースとなる調査
①ブランドデータバンク(11期)
■ 調査方法:インターネット調査(マクロミルモニタ)
■ 調査期間:2009年12月2日(水)~2009年12月10日(月)
■ 調査タイトル:「ブランドに関するアンケート」
■ サンプル数:31,511ss
②マクロミル自主調査
■ 調査方法:インターネット調査(マクロミルモニタ)
■ 調査期間:2010年03月01日(金)~ 2010年03月17日(日)
■ 調査タイトル:「お化粧品に対するアンケート」
■ サンプル数:94,364ss

■抽出条件について
調査②において、
使用している化粧品アイテムの1年以内の購入場所について、アイテムごとに回答された購入場所の中で、その回答者が最も多く回答した購入場所をメインチャネルとして分類し、各チャネルユーザーとして定義。
上記条件の上、調査①との重複回答者をプロファイル対象者として設定。

女性20-50代の年齢別(5歳区切り)で人口統計にあわせた割付を実施。

プロファイル対象を以下のとおり。
百貨店ユーザー:233ss
ドラッグストアユーザー:701ss
インターネット通販ユーザー:208ss

基準となる比較サンプル
bdb11期調査
■サンプル数:bdb20-50代女性12,694ss

※「【bdb自主調査】化粧品チャネル別ユーザープロファイル分析」(PDF)に詳細な数値データが記載されております。このPDFは無料会員登録後、ご覧いただくことができます。

2011年化粧品業界基礎データはコチラ→http://special.syogyo.jp/products/detail.php?product_id=190

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