【化粧品アンケート項目(ネイル)】20代・30代女性のネイルケアの実態調査

週刊粧業

カンタンに言うと

【化粧品アンケート項目(ネイル)】20代・30代女性のネイルケアの実態調査

 限られたお金や時間の中で、レベルを落とさずにきちんと手入れをする――。美と健康については、そんな現代女性のライフスタイルが浮かび上がってくる。20~30代女性412名に行った今回のアンケート調査(調査協力:マクロミル)では、2009年と同様、生活シーン別の使用状況や注目カテゴリーなどについてたずねた。解説では、3年前との比較も行っている。(記事全文・アンケート詳細はこちら

【ネイル】産業は潜在力のある成長市場
いかに文化として定着させるかがカギ

 「ネイルケア(爪の手入れ)をしているか」の質問に対し、2009年の前回調査時と同様「しない」と答えた人が最も多く、54.9%となり構成比も上昇した。「時々する」が前回は46.5%だったのに対し、今回は40.5%、「いつもする」も5.4%から4.1%といずれも減少し、ネイルケア経験者が少なくなった。

 日本ネイリスト協会が25年ほど前に設立され、今日そうした業界団体のネール推進活動などにより、ネイルの手入れはおしゃれの一環として浸透しつつある。

 美容サロンでもネイルメニューが導入されたり、ネイリストを目指す学生なども増え、生活者のネイル装飾に対する関心も高まっているとされている。

 しかし、前回の調査と今回の調査の結果がほとんど変わらず、「ケア」に関してはそこまで関心がないようだ。

 「手は年齢が最も表れやすい部分」とも言われており、手は顔と同じようにスキンケアをしなければ、どんどん老化が進むという。特に爪先は人目につきやすく、人にチェックされることも多い部位である。

 最近では、男性も身だしなみの観点からケアをする人もおり、習慣づける動きも活発化している。

 ネイルを美しく整えることで、装飾をした際の完成度が大きく変わる。お洒落を爪先から楽しむためにも、プロの技術者がネイルケアの大切さを伝え、手のスキンケアの仕上げとして爪を手入れする方法を指導していく必要がある。手入れのための化粧品や道具は、現在、一般消費者も様々な商品を簡単に揃えることができ、決して敷居の高いものではない。

 ネイルケアを1つの習慣として根づかせるためにも、まずネール自体に関心を持たせていくべきだろう。

ネイルケアの実態調査・質問項目】

①ネイルケア(爪の手入れ)をしていますか?
いつもする/時々する/しない/その他

②ネイルのカラーリング(ネイルエナメルの使用)をしていますか?
いつも/時々/ペディキュアのみ/しない/その他

③使用している人のみ、カラーリングを行う時間帯はいつですか?
外出前/朝/休日/夜/その他

④使用している人のみ、その頻度はどれぐらいですか?
毎日/週に1回/週に2~3回/ファッションにあわせて/はげるまでそのまま/その他

⑤ネイルアートに関心がありますか?
とてもある/少しある/あまりない/全くない

⑥ネイルアートはどこでしますか?
しない/自分でする/ネイルサロン/友人にしてもらう/化粧品店などの併設サロン/その他

⑦ネイルサロンの利用状況は?
利用している/利用したことがあるがやめた/利用したことがない/その他

⑧利用したことがあるがやめたと答えた人のみ、その理由は何ですか?(複数回答)
料金が高い/通うのが面倒/爪が傷んだ/接客に不満/技術に不満/その他

【調査概要】
調査協力:株式会社マクロミル
サンプル抽出方法:株式会社マクロミルが保有するネットモニタからランダムに抽出
対象エリア:全国
調査対象者:20~39歳の女性
対象者割付:女性/20~24歳、女性/25~29歳、女性30~34歳、女性35~39歳(各103サンプル)
調査実施期間:2012年6月19~2012年6月21日

【PDFダウンロード】「【化粧品消費者調査】ネールの使用状況」はこちら

消費者アンケート.jpg

ホーム > 化粧品業界人必読!週刊粧業オンライン > 【化粧品アンケート項目(ネイル)】20代・30代女性のネイルケアの実態調査

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop