東洋新薬、NSF InternationalによるGMP認証を取得

粧業日報

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東洋新薬、NSF InternationalによるGMP認証を取得

 化粧品や健康食品のODM事業を展開している東洋新薬はさきごろ、同社の本部がある佐賀県鳥栖工場がNSF International(本部=米国ミシガン州)によるGMP適合施設の認証を取得したことを明らかにした。

 NSF Internationalは、WHO(世界保健機構)から協力機関として指定されている非営利団体の第三者認証機構で、食品や水のほか屋内環境に国際的な基準を構築して業界と一線を引いた適合評価によるサービスを提供している。

 同団体が主宰するNSF GMPは米国でダイエタリーサプリメントの標準規格として重視され、多くの企業が取得しているほか、これの認証取得に関する事項は米国連邦規則集に準拠した国際準企画で規定されている。

 東洋新薬は同認証を取得した背景について、「海外も視野に入れて営業活動を行ううえで(国際的に)品質に信頼を得ることは重要なポイント」(管理本部 広報室)だと説明しているほか、化粧品ビジネスへの波及効果として「内外美容には大いに関係がある」と期待を寄せている。

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