化粧品、医薬部外品、健康食品の機能性原料を開発している一丸ファルコスは、昨今のニキビケアへの需要の高まりに合わせ、国産ドクダミを素材に用いた「ドクダミDXP」を内外美容成分として提案を強化している。
ドクダミは古くから毒消しとして使用され、経口摂取により、様々な炎症物質による浮腫抑制効果や抗炎症作用が認められており、日本では、ニキビ、吹き出物、便秘などの改善を目的に飲用されているドクダミ茶として知られている。
美容2大ニーズとされる「アンチエイジング」「美白」を訴求した化粧品への注目が集まる一方、10代の思春期に多く見られるニキビに対し、男女の8割以上が何らかの症状や悩みを持ち、悩みが通年化しているという。
同社は「女性だけでなく、潜在的なケア意識を持つ男性も多い。昨今は内服用でもニキビをコンセプトにした製品が増え始めており、今後も需要の拡大が推測される」とし、ニキビケアの機能性原料のひとつにドクダミDXPを位置づけ、提案を強化している。
ドクダミDXPには、抗補体活性やヒアルロニダーゼ活性阻害、ヒスタミン遊離抑制、PCA反応抑制といった抗炎症作用、5α-リダクターゼを阻害する抗男性ホルモン作用が確認されている。
20~30代前半の男女を中心に症状が増えている、いわゆる「大人ニキビ」や「背中ニキビ」にも対応する原料で、複数カテゴリーをまたいでの配合も可能だ。
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この記事は週刊粧業 掲載
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