除湿剤のマーケットシェア(2位、31.7%)で首位をうかがうエステーによると、2013年除湿剤市場規模は98億円で前年に対し2%の微増となっている。緩やかなペースながら、市場は拡大傾向にあるという。
四季という情緒性をたたえた気候条件にあるわが国は、一方で生活において梅雨という歓迎しづらい時期を背負い込んでいることから、除湿剤は快適を引き出すうえで日常に根差したアイテムといっていい。
「何でも揃う」を地で行く巨艦の通販サイトを見ると、かつては主流として幅を利かせていた置き型タンクよりむしろ、購入者が活用の空間を想起しやすいシートタイプの品揃え構成が高まっていることに目が止まる。
実際、前出のエステーも2012年の販売実績として「タンクタイプ」の構成比が58.7%(対前年比1.2ポイント減)だった一方、「シートタイプ」は35.1%(同1.0ポイント増)とジワリ高まったデータを公表している。
多くの小売業者が日用品の売場で「梅雨シフト」を敷くのが間近いいま、各社の動向が気にかかる。
【記事掲載企業】
◎エステー~付加価値訴求で価格競争に背、つめかえ軸に送風の新提案も
◎オカモト~ロングセラー除湿ブランドから香り付きを提案し新ニーズに対応
◎白元~香る除湿剤のラインナップ拡充、防虫剤との併用ユーザー拡大へ
◎ニトムズ~「除湿棒」シリーズに新製品、連結タイプで利便性をアピール
この記事は週刊粧業 掲載
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