化粧品・日用品において香料の存在は高まりつつある。
日本香料工業会がとりまとめた香料統計をみても、それを裏付けるように2012年の香粧品香料の国内生産額は194億万円(前年比3%増)と堅調に推移している。
特に香料がクローズアップされているカテゴリーは柔軟剤や洗剤である。もはや無香料タイプが少数派になるほど、香り訴求は不可欠ポイントになった。経済産業省の家庭用洗浄剤出荷統計をみると柔軟剤が714億5900万円(同2.5%増)と着実な成長を遂げたことも追い風になった。
このカテゴリーではメーカーが香りの残香性を重視するため自ずと賦香率が高くなり、香料の使用量が増える。この結果、香粧品香料市場の拡大につながった。
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この記事は週刊粧業 2013年7月29日号 8ページ 掲載
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