アルビオン、就活生向けに好印象を与えるマナー&メイク講座を開催

粧業日報

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アルビオン、就活生向けに好印象を与えるマナー&メイク講座を開催

 アルビオンは12月10日、社会貢献活動の一環として取り組んでいる「マナー&メイク講座」を、大阪国際大学・同短期大学部守口キャンパス(大阪府守口市)で開催した。

 同講座は、高級化粧品を扱うに相応しい立ち居振る舞いへの意識の高さが評価され、2011年よりスタートしている。これまで東京都の教育庁や学校から指名され、約20回の実績がある。関西エリアは今回が初めてで、来年1~3月には特別支援学校などでの講座を4校で予定している。

 就職活動前の学部3年生・短大1年生を対象に行った講座は、同社社員3名が講師・モデル役を務め、「好感度の高い、『見た目』を目指そう!就職活動・社会人への第一歩として、女性としての、マナー・身だしなみ(メイク)講座」をテーマに、マナー編とメーク編の2部構成のプログラム(90分)で実施され、自由参加制ながら70名の学生が受講した。受講生には、講座教本として同社作成の「マナーブック」と「スキンケア・メイクブック」、そして、メーク講座で使用したスキンケアのサンプルセットが配布された。

 開催に先立ち、小池愛美総務部CSRグループ係長は、就職活動において第一印象の好感度を高めることの重要性に触れ、「講座を通じて、社会に出る女性としてのマナーや身だしなみ、言葉づかいなどを普段から身につける意識を高めてもらいたい」と挨拶した。

 第1部では、好感を持たれるコミュニケーションのために必要なマナーとして、「挨拶」「表情」「態度」「言葉」「身だしなみ」の5項目について説明した。挨拶、笑顔(表情)、姿勢(態度)では、学生らも一緒に実践してマナーへの意識を高めた。

 身だしなみに関しては「『清潔感』をポイントに、自分中心に装うおしゃれではなく、相手中心の装いを取り入れてもらいたい」と述べ、新社会人には清潔感とともに「上品さ」「控えめさ」も必要だと付け加えて、第2部のメーク講座へと話を進めた。

 第2部では、就職活動において好印象を与えるメークのキーワードとして「清潔感」と「健康的」を挙げ、好感が持たれやすいメークを実践形式で紹介した。

 まず、好印象のメークには「素肌が美しいこと」が必須条件であることを説明し、同社が提案するスキンケア4ステップ(クレンジング・洗顔、乳液、化粧水、美容液)を紹介した。

 受講生は普段、クレンジング・洗顔後のスキンケアは化粧水のみ、または、化粧水と乳液を使っている女性が多数派を占め、その後に美容液(またはクリーム)を使うことの大切さに理解を示しながら、目の前で披露されるお手入れ法のポイントにペンを走らせた。

 続いて、ベース、ファンデーション、眉、アイカラー、アイライン、リップ、チーク、マスカラのメークアップ8項目を実演し、「がんばりすぎた感が出てしまいやすい濃いめのメークよりも、表情にやさしさが感じられるようなナチュラルなメークが第一印象で好感を持たれやすい」と述べ、ラメ入りアイシャドーやつけまつ毛など就職活動におけるNGメークも合わせて紹介した。

 質問タイムでは、アイカラーやマスカラのつけ方といった目まわりのメークに関する質問が集中し、学生らのアイメークへの関心の高さが伺える一幕も見られた。

 小池氏は最後に、「インターネット上ではメイク法や就職活動に関する様々な情報が溢れているが、ネット情報に頼るのではなく、本日、自分自身で見聞きしたことや、そこから感じたことを大切にして欲しい」と述べ、これから本格的に就職活動をはじめる受講生らにエールを送った。

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