【市場動向】賑わい見せる男性化粧品、ミドル層の潜在需要掘り起こしへ

週刊粧業 2014年6月23日号 1ページ

カンタンに言うと

【市場動向】賑わい見せる男性化粧品、ミドル層の潜在需要掘り起こしへ

 男性化粧品市場(フェイスケア230億円規模、ボディケア190億円規模、スタイリング剤250億円規模、育毛剤370億円規模、スカルプ関連490億円規模、2013年4月~2014年3月、メーカー各社への取材による推計値)は拡大しており、今後も成長が見込まれる。

 若年層に加え、30代以上の世代でもケア意識が高まっており、メーカー各社によるプロモーションも活気を帯びて店頭も活性化している。

ボディケアが2ケタ増で牽引
ニオイケア意識に高まり

 特に成長著しいのがボディケア分野で、昨年は2ケタ成長を遂げた。

 昨夏が猛暑だったことで、ボディペーパーなどのデオドラント商材が販売を伸ばした影響も大きい。

 剤型別の売上構成比でスプレーを上回ってトップに立つボディペーパーは、昨年も出荷金額が2ケタ伸長した。

 さらにボディペーパーでは、夏場以外は低調になりがちだった従来の傾向にも変化が生じている。2014年1~3月の累計金額が前年対比で2ケタの伸びを示しているのは、ニオイや汗に対するケア意識が高まっている証拠といえる。

 ボディペーパーの使用率はまだ高くなく、「今後もまだまだ伸びる」(メーカー関係者)見通しだ。

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