グラセル、PET製クリームジャー容器「PUCK(プック)」の販売を開始

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グラセル、PET製クリームジャー容器「PUCK(プック)」の販売を開始

 グラセルは今夏、本社を置く大阪府茨木市内にモデル作成工房「モックラボ」を新設し、9月より完成品の立体モデルを作成・提供するサービスを開始した。

 切削加工から塗装・インレタ貼りまで一貫できる体制が整い、発売前の撮影用モデルの作成などにも活用できる。

 谷村敏昭社長は「時代に合ったサービス提供の一環」として、外注にも対応していく意向を示した。

 継続的に投資する新製品開発では、この秋、スキンケアからメーク、インバス関連など万遍なく新製品を取り揃える。スキンケア向けには、ぷっくりとした肉厚フォルムに特徴を持たせたPET製クリーム容器「PUCK(プック)」(写真)や、キャップを開けると1回分の適量を吸い上げる付加価値スポイト容器を販売する。また、ジャー用も含め、ワンタッチ式のキャップを拡充していく予定だ。

 メーク関連では、微細印刷やレーザーを用いて凹凸のある表現力豊かなコンパクトや、中身の色がキレイに透けて見えるグロスやアイシャドー向けの容器などを揃えた。そのほか、オーガニック系、男性向けのインバス容器、養毛剤・頭皮ケア向けの容器も開発。先ごろ開催された「化粧品開発展2014」では、以上の新製品を中心に展示・紹介した。

 また、展示会では、検査ラインに新たに導入したトレイ用エア洗浄機も展示し、実演した。精密機械などに用いる除電装置を応用したエア洗浄機で、エアブローと同時に除電・エアバキュームし、ホコリや髪の毛などを一気に取り除くことができる。トレイ用エア洗浄機の総代理店となって販売も行い、業界の品質向上に貢献していく。

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