ホルスは、純度の高い唯一の国産化粧品原料として展開している「ホルス EGF」と「同 FGF」に次ぐ肌再生の最新原料として「同 KGF(ヒトオリゴペプチド―5)」の製造を新たに開始し、販売を強化していく方針だ。
角化細胞増殖因子を合成・精製した「KGF」は、細胞分裂を促進するタンパク質の一種で、肌の基底層からの細胞新生および増殖を促進し、表皮に作用する「EGF」と同様に肌のたるみやシワを抑制する効果をもつ。
さらに、滞っている肌細胞の増殖作用により、肌のターンオーバーを正常化させることにもつながるという。
一方、毛母細胞の増殖・分裂を促進する働きもあるため、毛根を刺激してハリやコシをある強い毛髪を育てることが期待される。
「KGF」は、話題になっている毛髪再生医療の最新治療に活用されている成分であることからも、効果の高さに注目が集まっている。
「EGF」と「FGF」を含め、同社はすべて国内の自社工場で生産している唯一のメーカーだ。
「EGF」と「FGF」もその効果が世界的に認められている細胞再生成長因子で、化粧品のほかに、発毛剤や熱傷、床ずれ治療の医薬品などにも幅広く使用されており、安全性が高いことでも知られている。
「EGF」と「FGF」に肌再生の新たな原料「KGF」が加わったことで、それぞれの併用も可能となり、商品開発の幅が広がりそうだ。
このほかでも、豚由来プラセンタを発酵・熟成させることで美白や保湿効果を高めた「発酵熟成プラセンタ」の引き合いが高まっているほか、プラセンタでは馬由来のプラセンタおよび発酵熟成プラセンタの販売にも力を入れている。
さらに、鮭鼻軟骨由来の新原料「プロテオグリカン」も、多くの採用が期待できるとして販売を強化している。
漁獲当日に生のまま抽出され、分子量が単一のピークを示すことから純度が高く、価格面でも優位性を発揮できるとしている。
この記事は週刊粧業 2014年12月1日号 8ページ 掲載
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